MBSほかドラマ特区枠にて放送中の『初情事まであと1時間』。このたび、趣里と渡辺大知が出演する第7話「プラスマイナス、インタレスティング」(大九明子監督)の場面写真が公開された。

  • 趣里と渡辺大知

恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間を切り取った異色の恋愛オムニバスドラマ。近づきたいけど近づけない、近づかないはずだったのに近づいた。心も体も裸になってつながるまでの、めくるめく恋と性の駆け引きを描く。演出は橋口亮輔氏、三浦大輔氏、大九明子氏、谷口恒平氏が担当。豪華監督陣が初めての愛の営みを描き出す。

第7話「プラスマイナス、インタレスティング」は、東京国際映画祭で観客賞に輝いた『勝手にふるえてろ』(17)や『私をくいとめて』(20)などポップでユーモラスな作風で高い評価を集める大九明子監督が脚本、演出を手掛け担当。“超アンラッキー体質”の女性とその恋人が、予測不能な災難に見舞われながらも“初情事”に向かうというストーリーだ。出演は、数々の作品で大九監督とタッグを組んできた趣里、渡辺大知。共演自体は今回が初めてとなるが互いに大九監督に全幅の信頼を寄せる二人が一風変わった設定に挑戦する。

初めてのデートでどしゃ降りに見舞われた月子(趣里)と陽太(渡辺大知)。雨を言い訳に陽太は月子の家に上がり込む。すると月子の口からまさかの言葉が飛び出す。「私とエッチしたら、死ぬかもよ」。月子は超アンラッキー体質で過去の恋人たちは皆逃げ出してしまったのだという。早速陽太の元にも会社倒産の報せが届くが、負けじと叫ぶ「不幸体質なんてないことを証明してみせます!」。部屋の外では暴風雨が猛威を振るう。轟く雷鳴、走る稲妻、緊急警報が鳴り響く中、2人のテンションは最高潮に高まりそして――。

趣里「大九監督の描く世界に入れるということが毎回すごく楽しみです。人間の持つ良い面も悪い面も振れ幅を持って両方描かれていて、その中に希望がある」、渡辺「大九監督節が光るドタバタだけど女の子の内面のヒリヒリする部分がストレートに伝わってくるお話」と語るとおり、独特の世界観、炸裂した大九節に注目だ。

(C)「初情事まであと1時間」製作委員会