フィンランドのUL Benchmarksは8月25日(現地時間)、ベンチマークソフトウェア「3DMark」において、DirectX 12 Ultimateに対応した新テストを追加する新バージョンを公開した。Advanced EditionライセンスでDLCとして提供されており、すでに利用できる。
DirectX 12 UltimateがサポートするDirectX Raytracing Tier 1.1、メッシュシェーダー、サンプラーフィードバック、可変レートシェーディング(VRS)などの新機能のうち、主にサンプラーフィードバックについて性能評価を行えるという新テスト。テクスチャのサンプリングや位置に関するデータを記録することで、テクスチャやシェーディングをより効率的に処理できるようになるというもので、開発者は新テストを用いてゲームがどのようにフレームレートを向上させられるかがわかるという。
なお、UL Benchmarksは「サンプラーフィードバックは極めて複雑な機能なので、詳細な仕組みについて知りたい場合はMicrosoftのDirectX Developer Blogや仕様書などをチェックしたほうがいい」とコメントしている。