ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の公開ゲネプロが25日に東京・日比谷シアタークリエで行われ、三浦宏規、妃海風らが登場した。

  • 三浦宏規

    三浦宏規

『リトルマーメイド』『美女と野獣』『アラジン』等で知られるハワード・アシュマン(脚本・歌詞)と、アラン・メンケン(音楽)コンビが1960年の同名ホラー映画をミュージカル化し、以来世界中で愛されている同作。日本初演は1984年で、その後多くの実力派キャストによって何度も上演されてきた。さびれた街の小さな花屋で働く冴えない青年・シーモア(鈴木拡樹/三浦宏規 Wキャスト)が、ある日手に入れた奇妙な植物・オードリーⅡ(声・デーモン閣下)を店に置いたことにより、人生が一変する。

主役のシーモアは鈴木・三浦、ヒロインのオードリーは元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風と元乃木坂46の井上小百合がWキャストで務める。この日はシーモア役を三浦、オードリー役を妃海が務めたほか、ムシュニク役で阿部裕、オリン役で石井一孝らが出演した。

2020年3月の上演は新型コロナウイルス感染拡大の影響で途中でストップしてしまったが、今回再演を迎え、続投となる三浦がドジで冴えないがピュアな青年・シーモアをキュートに好演。高嶺の花だが自己肯定感が低いヒロイン役の妃海が安定感を見せ、劇中では3Dメガネを使った演出も行われる。また感染予防で観客が声を出せないため、コール&レスポンスのシーンでは観客が紙を掲げるといった工夫が行われていた。

公演は東京・日比谷シアタークリエにて8月26日〜9月11日。