楯の川酒造は9月中旬より、アート作品を生み出し続ける障害者施設「やまなみ工房」とコラボレーションした日本酒「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」と、リキュール「子宝 りんご×神山亜津美」を発売する。

  • 左「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」、右「子宝 りんご✕神山亜津美」

    左「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」、右「子宝 りんご✕神山亜津美」

やまなみ工房は、約90名の通所者がそれぞれ独自のスタイルで表現活動を行っている障害者施設。そこで生み出される作品に、楯の川酒造は「人々の感性に訴え、人々の明日への活力へとつながっていく」、そんな大きな可能性を感じ、今回のコラボレーションが実現した。

新商品は、日本酒「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」(アルコール度数14%)と、山形県産のリンゴ果汁を使用したリキュール「子宝 りんご×神山亜津美」(同8%)の2種類。価格は、「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」が3,080円、「子宝 りんご×神山亜津美」は3,080円。いずれも、容量は720mlとなっている。

  • 数量限定「Leave No One Behind オリジナルBOX vol.1」

    数量限定「Leave No One Behind オリジナルBOX vol.1」

数量限定「Leave No One Behind オリジナルBOX vol.1」

また、「楯野川 純米大吟醸×田村拓也」と「子宝 りんご×神山亜津美」をセットにしたオリジナルボックスも発売。同ボックスには、ボトルデザインに携わった田村拓也氏・神山亜津美氏の作品だけでなく、池ノ内孝文氏・山根孝文氏・大路裕也氏の作品もあしらわれており、同プロジェクトでしか入手できないオリジナルボックスとなっている。価格は8,800円。

発売スケジュールは、9月中旬に予約開始、10月より販売を予定している。

  • “Leave No One Behind(誰一人取り残さない)” に込める思い ボトルデザイン

    “Leave No One Behind(誰一人取り残さない)” に込める思い ボトルデザイン

なお、同商品のラベルには、国連がSDGs達成に向けて取り組みを続ける中心課題であり、「誰一人取り残さない」という意味合いの言葉“Leave No One Behind”のロゴが組み込まれている。

楯の川酒造は、今後も同プロジェクトを継続していく予定とのこと。同商品の売り上げの一部をやまなみ工房へ還元し、「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)の理念のもと、誰もが互いの存在を認め合い、世界中が笑顔になれるそんな未来になることを祈り、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく」としている。