米NVIDIAは8月24日(現地時間)、AIワークロードの仮想化ソフトウェアスイート「NVIDIA AI Enterprise」の一般提供を開始した。ライセンスの価格はCPUソケットあたり2,000ドル/年からで、1日9時間(週5日)利用可能。永続ライセンスは3,595ドルで、別途サポートを追加購入する費用がある。

  • 「NVIDIA AI Enterprise」

NVIDIA AI Enterpriseは、データセンター上のNVIDIA GPUを仮想化し、AIワークロードを高速に処理できるというソフトウェアスイート。「NVIDIA-Certified Systems(NVIDIA認証システム)」上でVMware vSphereを実行することで、仮想GPUをベアメタルに近い速度で利用できるとしている。

システムはAtos、Dell Technologies、GIGABYTE、Hewlett Packard Enterprise、Inspur、Lenovo、Supermicroなどが提供し、NVIDIA AI Enterprise向けのNVIDIA-Certified Systemsに準拠するハードウェアで利用できる。なお日本国内向けの展開についてはまだ未定で、積極的に展開していくための準備を進めているとのこと。