えちごトキめき鉄道は、国鉄時代の1960年代から1987年まで新潟地区を運行していた「新潟色」を再現したラッピング列車を8月18日から運行開始した。この列車は妙高はねうまライン(妙高高原~直江津間)を中心に運行される。

  • 妙高はねうまラインに「新潟色」ラッピング列車が登場

  • 田島ルーフィングの社名も掲げられている

  • 8月18日、直江津駅15時10分発の列車(新井行)から運行開始し、直江津駅で出発式が行われた

建材の製造・販売を行う田島ルーフィングの製品「デジタルフィルム オルフィー」を使用し、「新潟色」を再現した「田島塗り」によるラッピング列車に。8月18日に直江津駅で出発式が開催され、えちごトキめき鉄道の代表取締役社長、鳥塚亮氏は挨拶の中で、「田島常雄会長と親交があり、昭和の時代を再現できればと意気投合したことから、この素晴らしいラッピング列車が実現した」と経緯など説明した。

田島ルーフィングの代表取締役会長、田島常雄氏は、「昔の新潟色と言われた電車を再現することで、この地域に多くの人たちが撮影などに集まり、活性化することを期待したい。この地域は昭和の良さが残った素晴らしい地域です。それを大勢の人たちに味わってほしい」と列車運行に対する思いを語った。出発式では、鳥塚社長と田島会長、直江津駅長の3名によるテープカットも行われた。