オーバークロック版のGeForce RTX 3090

ZOTACの「GeForce RTX 3090 Trinity OC」は、オーバークロック仕様のGeForce RTX 3090グラフィックスカード。ブーストクロックの上げ幅は1,695→1,710MHzと大きくないものの、性能を追求する向きには良いだろう。「IceStorm 2.0」クーラーを搭載する点などは従来モデルと同様。価格は335,500円前後だ。

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    ZOTACの「GeForce RTX 3090 Trinity OC」。3スロット厚のクーラーを搭載する

  • メタルダイキャスト製のバックプレートで耐久性を強化。LEDも備えている

M10Pに使いやすい容量1TBモデルが追加

PlextorのM.2 NVMe SSD「M10P」に、容量1TBのモデルが追加された。PCI Express Gen4対応の高速SSDで、512GBと2TBはすでに発売されており、1TBのみ未発売だった。データ転送速度は、リードが最大7,000MB/s、ライトが最大5,000MB/s。価格は、ヒートシンク付きの「PX-1TM10PG」が22,000円前後、無しの「PX-1TM10PGN」が21,000円前後。

  • Plextorの「M10PG」。冷却性能に優れる大型ヒートシンクを備えている

  • 「M10PGN」。マザーボード付属のヒートシンクを使う場合はこちらが便利だ

12cm/14cmファン混載の高性能クーラー

Thermalrightの「Frost Commander 140」は、デュアルタワーの大型CPUクーラー。前面に12cm、中央に14cmという2つの静音ファンを搭載するほか、8mm径の極太ヒートパイプを5本使っており、強力な冷却性能を実現した。大型ながら、ヒートシンク下側を一部削ることで、干渉を起きにくくした。価格は11,000円前後。

  • Thermalrightの「Frost Commander 140」。高さ158mmの大型CPUクーラーだ

  • ヒートシンク最上面にはアルミプレートを搭載するなど、デザイン性も高い

また、ロープロ設計のトップフロー型CPUクーラー「AXP90」も発売となっている。9cmファンと6mm径ヒートパイプ×4本という仕様は共通で、高さ・カラーの異なる4モデルをラインナップ。高さ36mmの「AXP90-X36」「同 Black」、高さ47mmの「AXP90-X47 Black」、高さ53mmの「AXP90-X53 Black」で、価格は5,500円~7,000円前後だ。

  • 「AXP90-X36」は、1U対応という薄さを実現。スリムPCでも強力に冷却できる

  • 「AXP90-X53 Black」は高さ53mm。オールブラック仕上げの外観も特徴的だ

カラフルなメッシュ仕様Mini-ITXケース

台湾darkFlashの「Blade-X」は、「X」型のシャーシが特徴的なオープンフレームケース。ベースパネルが傾斜しているので、マザーボードをより見えやすい形で設置することが可能だろう。最大42cmまでのラジエータや、2台のATX電源を搭載できるなど、ハイエンド構成にも対応する。価格は22,000円前後。

  • darkFlash「Blade-X」のシステム例。パネルの四隅にはARGB LEDも内蔵する

  • 裏側から見たところ。SSD/HDDを設置できるほか、底面には電源スペースもある

また、Mini-ITXケース「DLH21」も発売となっている。底面以外の5面にメッシュパネルを採用したエアフロー重視のケースで、内部には、2スロット厚/最長32cmまでのグラフィックスカードを搭載することができる。白、黒、ピンク、ネオミントと、カラーバリエーションも豊富だ。価格は13,000円~14,000円前後。

  • 「DLH21」の高さは412mm。底面にはARGBストリップも内蔵し、鮮やかに光る

  • システム例。コンパクトながら、24cmラジエータ、SFX電源などを搭載可能だ