ヤフーは8月23日、同社が運営する「Yahoo!知恵袋」(ブラウザ版)にAIを導入し、ユーザーの同サイトでの閲覧履歴に応じて、そのユーザーにマッチする質問をサービストップページに掲出する「おすすめ回答機能」の提供を開始した。
「Yahoo!知恵袋」では、新規で投稿された質問に対し、回答がつかない状態で7日間が経過すると、自動的に質問が取り消される仕様を採用しているという。
今回「Yahoo!知恵袋」(ブラウザー版)で導入したAIは、ディープラーニングを用いて、Yahoo! JAPAN IDにログインしているユーザー個別の「Yahoo!知恵袋」上の閲覧履歴を分析し、そのユーザーが回答できそうな質問を予測して掲出するものだ。レコメンドする質問は「回答募集中」コーナーの「おすすめ」タブに表示される。
同社は、回答したいユーザーが興味をもちそうな質問をサービストップページで表示することで、回答がつきやすくなるとともに、回答受付中のQ&Aへの遷移が可能になり、回答行動の利便性が向上するとした。なお、Yahoo! JAPAN ID未ログイン時は、ユーザー個別のパーソナライズは行われない。