ミュージシャンのROLLYが、きょう23日に放送される日本テレビのドラマ『武士スタント逢坂くん!』の第5話(25:04~)に出演する。

  • ROLLY

江戸時代からやってきた武士・逢坂くん(濱田崇裕)が、漫画家のアシスタントになり、「まんが道」を目指す同ドラマ。前回放送の第4話で、師匠である宮上先生(今井隆文)が、春画師である逢坂くんに「もっと漫画の世界を知ってほしい」と、同人誌即売会に行くことを提案した。

漫画家アシスタント仲間の緋村(森本慎太郎)と瀬戸(長井短)と共に向かった、オリジナル同人誌即売会アダルティア。編集者・丹内さん(久保田紗友)も合流して出会ったのは、宮上先生の師匠・AEG(読み方:エイジ)。「マンガは衝動で描くんだ!」と、と登場シーンから、強烈なキャラクターをさく裂させる存在だ。

そんな原作でも強烈なインパクトを持つゲストキャラのAEGを演じるのが、ROLLY。ロックバンド・すかんちを率いて、唯一無二の存在感を放った後、ソロ音楽活動からタレント、役者などで活躍しており、そのカラフルでユニークな人間像を、AEGのキャラクターにぶつけている。

ROLLYは「AEG氏は人類の常識を遥かに超えた超熱血漢で、突然現れエロ漫画の真理を逢坂くんに熱苦しく問い続けます。エロの極致であり無垢の純潔という、一見相反する性癖を持つ愛すべき変態はあなたの心の中で永遠に生き続けるでしょう!」と話した。

第5話を演出した渋江修平監督によると、原作以上に奇天烈豪快なAEGのキャラクターを作るために、イメージしたのは『ジョーカー』。漫画家の必需品であるGペンを食べてしまう現実離れしたパンチのある存在感を見た目からも演出するために、ROLLY本人に負けない全身のビジュアルインパクトはもちろん、黒インクを使ったメイクも施して、自由で遊び心に満ちたぶっ飛んだ演技を引き出した。実はウブな男であるという設定と共に、原作同様に再登場が楽しみな脇役となっている。

同人誌即売会では、AEGのマンガのキャラクターを、実際に大人気のコスプレイヤーが演じて活躍している。

(C)NTV/JS