シチズン時計は9月2日に、女性向けウオッチブランド「CITIZEN L(シチズン エル)」の新作となる3モデルを発売する。うち1モデルはレギュラーモデルで価格は42,900円、残る2モデルは限定モデルで価格は49,500円。

  • シチズン エル アンビリュナ(レギュラーモデルのEG7098-15L)

シチズン エルは、サステナブルウオッチを掲げる女性向けウオッチブランド。多くの再生資源を用いており、例としてペットボトルのリサイクル素材「ECOPET(エコペット)」、パイナップルの葉から作られる天然素材「Piñatex(ピニャテックス)」、漂着ペットボトルなどの海洋プラスチックを再生した繊維「UpDRIFT(アップドリフト)」がある。

今回の新作は、合成ダイヤモンド「ラボグロウン・ダイヤモンド」によって地球の美しさを表現した「Ambiluna(アンビリュナ)」シリーズから登場。レギュラーモデルの「EG7098-15L」は「水」をイメージし、12時位置の明るいブルーから6時位置のダークブルーへと変化するグラデーションダイヤルは、海底で光がゆらぐ様子を表現している。12時位置には、ラボグロウン・ダイヤモンドの「スワロフスキークリエイテッドダイヤモンド」を1ポイント配置。

  • EG7098-15L

なお2020年7月に、四大元素「地・水・火・風」をイメージしたシチズン エルが発表され、地・火・風のモデルは2020年9月に発売済み。水のみ2021年発売となっていたが、今回のEG7098-15Lによって地・水・火・風の各モデルが出そろった。

  • 左から、地(Earth)のEG7078-12X、火(Fire)のEG7079-10Y、風(Air)のEG7071-11A

EG7098-15Lのケース素材は、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施したチタン(スーパーチタニウム)、ケースサイズは径31×厚さ6mm(設計値)。ケースからバンドにつながるラグが特徴的で、12時側のラグは手首に沿うようになだらかなカーブを持たせ、装着性を高めている。ダークネイビーのバンドは再生繊維入りの梨地織り、風防は球面サファイアガラス、防水性能は5気圧。定期的な電池交換が不要の光発電エコ・ドライブ仕様となっている。

限定モデル

2つの限定モデルは「鉱石」からインスピレーションを得たというデザイン。白をベースにした「EG7099-12A」は世界限定200本、黒をベースにした「EG7097-18E」は世界限定500本だ。いずれもシチズン フラッグシップストア、およびシチズン公式Webサイト(ショッピング)でのみ取り扱う。

  • 白ベースの「EG7099-12A」

  • 黒ベースの「EG7097-18E」

EG7099-12A・EG7097-18Eの文字板は、鉱石に表れる虹色を表現。12時位置には1ポイントのスワロフスキークリエイテッドダイヤモンドをセットしている。ラグには、鉱石をイメージしたパターンをレーザー彫刻で描いた。

ケース素材はスーパーチタニウムで、EG7099-12Aはライトシルバーのデュラテクトプラチナ、EG7097-18EはブラックのデュラテクトDLCを施している。ケースサイズは径31×厚さ6mm(設計値)、風防は球面サファイアガラス、防水性能は5気圧。バンド素材は、EG7099-12Aがピニャテックスの合成皮革、EG7097-18Eがエコペットの合成皮革となる。