日本テレビ系大型特番『24時間テレビ44』(21日18:30~22日20:54)で、メインパーソナリティーのKing & Princeが、「King & Prince VS全国スゴ技達人5番勝負」企画に挑んだ。
日本全国のスゴ技の達人たちと生中継で5番勝負に挑むこの企画。子宝・安産の神様として知られる熊本県湯前町にある潮神社の「全日本おっぱい早飲み選手権」 は、哺乳瓶のミルクを吸う選手権。この選手権で2019年団体チャンピオンの森川未月さん(熊本県から中継)に、岸優太と神宮寺勇太が挑戦した。
ルールは乳児用よだれかけを着用し、30ccのミルクを合図とともに早飲み開始、飲み終えて瓶をテーブルに一番早く置いた人が勝利というもので、森川さんのベストタイムは12秒。神宮寺は挑戦前、「復興への想いをつなぐ募金リレー」第1走者としての走りを終えた岸について「(スタジオに)岸くんがそろったので、ここからいいスタートダッシュを切りたいと思います」と気合を述べた。この対決の結果は、3人のうち岸が一番早く飲み干し(16秒)、2位・森川さんに圧倒的な差をつけ1位。このためKing & Princeの1勝となった。
ズワイガニの一大産地として知られる鳥取県にある「かにっこ館」のユニークな競技「ベニズワイガニの甲羅積み」は、1分間にどれだけの甲羅を積み上げられるかを競うもの。新記録18枚達成者である「とっとり賀露かにっこ館」の西野有希さん(鳥取県から中継)に、King & Princeの5人が挑戦した。
手元にある甲羅を、1枚ずつ声を出して積み、1分間で一番多く積み上げた人が勝利となるルール。King & Prince5人のうち1人でも西野さんを上回れば勝利だ。西野さんは22枚の甲羅を積み上げ。神宮寺は13枚、永瀬廉は12枚、高橋海人は11枚、積み上げた甲羅を終盤に崩してしまった岸と平野紫耀はそれぞれ3枚、2枚。西野さんが勝利し、King & Princeは1勝1敗となった。
プルーンの生のおいしさを広めようと長野県佐久市で開かれていた「プルーン種飛ばしグランプリ佐久」で、種の飛距離を競う部門で一昨年11m48cmの新記録を達成した神津進さん(長野県から中継)に、永瀬・岸が挑戦。プルーンは、まず実を味わい種だけにする。種を吹く力のみで飛ばし、一番遠くに飛ばした人が勝利だ。
まず永瀬が挑戦し4m54cm、続いて岸が5m30cmを記録。そして最後に挑戦した神津さんは8m49cmを記録し、その迫力には永瀬・岸も圧倒された様子。King & Princeは1勝2敗となった。
宮城県仙台市の「仙台うみの杜水族館」 の人気者で得意技は「輪投げ首キャッチ」だという、オタリアのカルーアちゃん(10歳・メス、宮城県から中継)には、平野・神宮寺が挑戦。輪の投げ方は自由、受けるときに手を使うのは反則、投げ手から5m・10mの2つの距離で競うというルールだ。
先攻・カルーアちゃんがまず5mの位置につきキャッチ成功。後攻の平野・神宮寺は、5mの位置についた神宮寺がキャッチ成功。10mの距離では、先攻・カルーアちゃんはキャッチ失敗。後攻の平野・神宮寺は成功しこの対決に勝利。King & Princeはここまで4戦を終え2勝2敗となった。投げ手を務めた平野は「神宮寺ちゃんが本当に頑張ってくれました」と受け手の神宮寺を称えた。
そしてラストは、しょうゆを仕込む大きな木桶を締める竹製の輪「タガ」をフラフープのように腰で回し、その回数を競う、香川県小豆島の「タガフープ世界選手権大会」。過去5回行われた大会で唯一連覇を成し遂げた大山康平さん(香川県から中継)に、高橋が挑戦した。
「タガ」を腰の動きだけで回し、多く回した方が勝者。「タガ」は重さ10kgも、余裕の笑顔で回す高橋。その間、DAIGOが「LA・LA・LA LOVE SONG」「夢想花」を歌って応援。DAIGOが歌い終え、次のコーナーの放送がスタートしても大山さん・高橋ともに回し続けるという白熱した展開に。
大山さんは、自己ベストを更新(397.6回)したものの脱落。高橋はその後も回し続け、なんと819回を記録。この勝利で、King & Prince は5番勝負の勝ち越しが決定(3勝2敗)。大記録を打ち立てた高橋は「めちゃくちゃ楽しかったですね。ゾーンに入ってきて、そこから止まらなかったです」と振り返った。