俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第25回「篤太夫、帰国する」が、きょう22日に放送される。
帰国した篤太夫(吉沢亮)は、横浜で杉浦(志尊淳)や福地(犬飼貴丈)らと再会、幕府が薩長に敗れた経緯や、慶喜(草なぎ剛)や幕臣の動向を聞かされる。さらに、恵十郎(波岡一喜)と虎之助(萩原護)から、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)のその後を知らされる。成一郎らは彰義隊を結成するもすぐに分裂、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方はわからなくなり、成一郎は箱館へ向かったという。頭の中が整理できない中、篤太夫は故郷・血洗島へ戻る。
大河ドラマ第60作となる本作は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一の生涯を描く物語。幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように未来を切り開き、約500の企業を育て約600の社会公共事業に関わった“日本資本主義の父”で、晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれている。
なお、『青天を衝け』はNHKプラスで見逃し配信も行っており、放送中や放送後7日間、パソコンやスマホで見られる。
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