TBSで10月からドラマ『この初恋はフィクションです』(毎週月曜~木曜深夜24:40~24:55 ※一部地域を除く)を放送することが決定した。深夜にドラマを帯番組で放送するのはTBS史上初の試みとなる。

  • 『この初恋はフィクションです』ポスタービジュアル

企画・原案には多くの話題作を手掛ける秋元康氏、脚本は『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS)、『恋はDeepに』(日本テレビ)などを手掛けた徳尾浩司氏が務めるオリジナルの青春群像ラブストーリーだ。

また、民放初の試みとして、YouTubeで全話配信を実施。1話約15分という特性を活かし、若い世代に通学・通勤時間などの隙間時間にいつでも本作を楽しんでもらえるよう、月曜日から木曜日の放送回をその週の金曜日にYouTubeで一挙配信する。

同ドラマは、毎週土曜深夜に放送中の『私が女優になる日_』で全国9000人の中から選ばれた10人による演技バトルで1位に輝いたメンバーがドラマ初出演にして初主演を務め、その他主要キャストである女子生徒役も、演技バトル上位者が演じる。

「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」は、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する「田辺エージェンシー」と、秋元康氏がTBSとタッグを組み、全国の10代の女性を対象に将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するプロジェクト。同名番組では、毎週オリジナル脚本による演技課題がプロジェクトメンバーに出され、彼女たちが自分で撮影する課題演技の動画と、スタジオで審査員の前で行う演技バトルで審査が行われ、審査員の投票ポイントの累積でランキングがつけられている。

プロデュースは『私の家政夫ナギサさん』に企画・編成として携わり、徳尾とは2度目のタッグとなる松本友香氏。制作スタッフ陣もTBSの若手が集結。若手スタッフを中心に作り上げる新しい形の連続ドラマを届ける。

このたび公開されたイラスト版のポスタービジュアルは、若い世代を中心に人気を博すイラストレーターのサンレモ氏が描いた。

秋元氏、徳尾氏、松本氏のコメントは以下の通り。

■企画・原案:秋元康
新人女優のデビュー作に相応しいドラマということで、日常と非日常の間を行ったり来たりするような学園ドラマを企画しました。まだ、顔が知られていない彼女たちだからこそ、リアリティのある女子高生を演じられるんじゃないかと思っています。脚本の徳尾浩司も昔からの仲間ですし、プロデューサーの松本友香もこのオーディションを一緒に立ち上げたスタッフですので、気心の知れたチームで面白い作品になるでしょう。

■脚本:徳尾浩司
一度しか訪れない青春の中でも、高校3年間というのは私にとって特別なものでした。楽しいことも苦しいことも、どの瞬間を切り取ってもキラキラとして存在している。そんな儚く美しい時間を、新しい女優さんたちと共に、大切に紡いでいけたらと思います。恋に、進路に、そして祖父江って何者!? と楽しめる要素が盛り沢山です。謎が謎を呼ぶ展開を、深夜はもちろん通学・通勤の合間にも楽しんでいただけるとうれしいです。

■プロデュース:松本友香
新たな放送枠、新たな配信の形、そしてこの作品がデビューとなる『私が女優になる日_』から選ばれた新人俳優の方々と作る今作は、「新」というワードがたくさん詰まっており、これまでのドラマ制作の形式にとらわれないチャレンジングな作品になると感じております。物語も、王道な学園ラブストーリーに秋元先生の代名詞である考察型ミステリーの要素が加わり、エモい青春×ソフトサスペンスで、“エモサス”な世界をお届けできると思っています。地上波放送はもちろん、YouTube での全話配信を通して、視聴者の方々の生活の隙間時間にフィットし、多くの方々に見ていただけるとうれしいです。

(C)TBS  (C)サンレモ