ソニーは8月20日、eSIMや5Gに対応した6インチスマートフォン「Xperia 10 III Lite」を発表した。楽天モバイルやIIJmio、mineo、goo Simseller、nuroモバイルなどで取り扱われる。発売日は8月27日。販売価格は各社によって異なるが、例えば楽天モバイルの場合で46,800円。
「Xperia 10 III Lite」は、6.0インチ有機EL(FHD+ HDR)ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。ベースモデルはソニーが2021年4月に発表した「Xperia 10 III」で仕様もほぼ同等だが、新たに内蔵型のSIM「eSIM」に対応したことが特徴だ。
「Xperia 10 III」はドコモ、au、ソフトバンクの3社から発売されているが、今回の「Xperia 10 III Lite」は楽天モバイルやMVNOでの取り扱いとなる。SIMロックもかからない。
カメラは背面がトリプル、前面がシングルの計4レンズで、背面は約800万画素(超広角、焦点距離16mm相当)+約1,220万画素(広角、焦点距離27mm相当)+約800万画素(望遠、焦点距離54mm相当)となる。最高10コマ/秒連写のほか、ペット認識、ノイズリダクション、オートHDRなどの撮影機能を用意する。
サウンド面では、MP3などの圧縮された音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングできる「DSEE Ultimate」や、ハイレゾ・ハイレゾワイヤレスに対応。3.5mmオーディオジャックも本体上部に備えた。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 690 5G Mobile Platform、メモリは6GBでXperia 10 IIIと同等だが、ストレージは64GBとXperia 10 IIIの128GBから少なくなっている。通信は5G(Sub 6)をサポート。本体はIP65/68の防塵防水性能をもち、高強度ガラス「Corning Gorilla Glass 6」も採用している。
Xperia 10 III Liteの主な仕様
- OS:Android 11
- CPU: Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platform
- 内蔵メモリ: 6GB
- ストレージ: 64GB
- ディスプレイ(解像度): 約6.0インチ有機EL(FHD+ HDR)
- メインカメラ: 約800万画素(超広角)+約1,220万画素(広角)+約800万画素(望遠)
- インカメラ: 約800万画素
- バッテリー容量: 4,500mAh
- 対応SIM: nanoSIM/eSIM
- 生体認証: ○(指紋認証)
- 防塵/防水: IP65/68
- 充電端子: USB Type-C
- カラー: ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク ※販売各社により取り扱いカラーが異なる
- 5G対応バンド:n77/n78
- LTE対応バンド:Band 1/3/4/12/18/19/38/41
- サイズ: W68×D8.3×H154mm
- 重量: 169g