ジャニーズJr.の美 少年が戦隊ヒーローとして活躍している『ザ・ハイスクール ヒーローズ』8月21日放送の第4話に、『魔法戦隊マジレンジャー』でマジレッドを演じた橋本淳、『超獣戦隊ライブマン』でレッドファルコンを演じた嶋大輔がゲスト出演することが発表された。
スーパー戦隊シリーズ第29作目として2005年から放送された『魔法戦隊マジレンジャー』で小津魁/マジレッドを演じた橋本。『マジレンジャー』、そして2011年にゲスト出演した『海賊戦隊ゴーカイジャー』以来、およそ10年ぶりの戦隊ヒーロー作品出演となる今作では、大成らが通う五星学園の理科教師・近杉真一役に挑む。
生徒から何を言われても、どんないたずらをされても、怒らず笑顔で返すことから「スマイリー」というあだ名で揶揄されている近杉。しかしその笑顔の裏には、誰も想像することができなかった深い闇が隠されており……?
一方、1988年から放送された『超獣戦隊ライブマン』で天宮勇介/レッドファルコンを演じた嶋。今作には、モモヒーローとなる桜井一嘉(金指一世)の父・正平役として登場する。実は幼い頃からある葛藤を心に秘めている一嘉。そんな一嘉の父親として、正平はどんな言葉をかけ、どのように接するのか――そんな一嘉の家族の姿は、第4話のキーポイントのひとつにもなっているという。
戦隊ヒーロー出身キャストの登場がファンにとっても嬉しい今作。「このような機会に恵まれて、歴代の戦隊作品に出演していたキャストでよかったな、と感じています」(嶋)、「新たなジャンルの作品を創作していることを伺い、ぜひ参加させてもらいたいと思いました」(橋本)と、2人とも非常に高い期待感を持って、撮影に入ったことを明かしてくれた。
歴代作品で“レッド”を演じてきた橋本、嶋の競演で、ファンにはたまらない展開となっている第4話。豪華ゲストの2人は果たしてヒーローたちの“敵”となるのか、“味方”となるのか……?
橋本淳 コメント
また新たなジャンルの作品を創作していることを伺い、ぜひ参加させてもらいたいと思いました。僕が参加することで、少しでも協力出来ることがあればと、嬉々としていました。
『魔法戦隊マジレンジャー』以来の戦隊作品でしたが、今回撮影していてもやはり当時のことを思い出しました。アクションのアフレコや、変身道具の出し方、ジャンプカットの足元の撮り方、変身の撮影方法――自分が10代の頃の青春が一気にフラッシュバックしました。特に男の子はすぐ童心に帰れますね。魔人のスーツもまじまじと見つめ、至るところを触らせてもらいました。もちろんヒーローたちのネクタイも、一回ビヨーンとさせてもらいました(笑)。
美 少年のみなさんは純粋で貪欲で繊細で、素敵な方々でした。それぞれ固有の個性を持っていて、誰と話していても魅了されてしまいます。こういう状況なので、じっくりお話することはなかなか叶いませんでしたが、合間に少しずつコミュニケーションを取らせていただきました。”美”という字が、似合うほどキラキラしていて、これからの道筋までも光っているようでした。僕も少しはエキスを吸収出来たら幸いです。
『ザ・ハイスクール ヒーローズ』は、特撮にドラマ要素を膨らませて絡ませると、こんなにも濃厚な作品になるのかと、とても面白がって見させてもらっています。アカレンジャーにも笑わせてもらえるし、大人も楽しめる、とても幅の広い作品だと思います。多くの方にこの作品が伝わることを心より祈っております。
嶋大輔 コメント
最初にこのお話を聞いた時には、「えっ!? この歳でまた戦隊で変身させてもらえるの」とぬか喜びしました。よくよく聞くとお父さん役と言う事で「そりゃそうだよな」と納得しました(笑)。
『超獣戦隊ライブマン』以来の戦隊作品でしたが、このような機会に恵まれて、歴代の戦隊作品に出演していたキャストでよかったな、と感じています。
美 少年の皆さんとは少しのシーンだけでの共演でしたが、これを機にスーパー戦隊シリーズも確実に盛り上げてくださるだろうな、と思いました。かなりかっこいい作品になっていますので、戦隊ヒーローファンの皆さんと一緒に応援したいと思っています!
第4話あらすじ
日輪魔人に襲われた森村花(箭内夢菜)を守りたい一心からモモヒーローに変身できた桜井一嘉(金指一世)。父・正平(嶋大輔)にも、自分の心の葛藤を打ち明けられずにいた一嘉は、モモヒーローになれたことで本当の自分を解放できたような気持ちに包まれていた。
しかし一嘉は、モモヒーローになりたがっていた花を思い、もう変身はしないと決意。病院に駆けつけた真中大成(岩﨑大昇)、滝川雄亮(那須雄登)、土門龍平(佐藤龍我)にも、自分がモモヒーローになって花を守ったことは話すことができずにいた。一嘉から、日輪魔人が「お前たちが憎い」と言っていた、と聞いた大成たちは、花を傷つけた魔人を必ず見つけ出して倒そう、と誓うのだった。
やがて、五星学園は夏休みの補習期間に。
生徒の頭を怒って叩いてしまった動画が拡散されたことで、学園長・墨友団十郎(柳葉敏郎)の逆鱗に触れた数学教師の風見文人(長田成哉)。一方で理科教師の近杉真一(橋本淳)は、生徒から何をされても笑顔で返すことから「スマイリー」と揶揄されていた。
そんな中、学校に日輪魔人が現れ、テニス部、ラクロス部、剣道部の生徒たちを一斉に襲う! アカヒーロー、アオヒーロー、キヒーロー、ミドヒーローに変身した4人はそれぞれの武器で日輪魔人と戦うが、圧倒的な強さの前に手も足も出ず……。4人のヒーローで戦うのには限界があると感じた大成は、早急に花の代わりとなるモモヒーローを探そうと奮闘する。そんな姿を一嘉は複雑な思いで見つめ……?
日輪魔人の正体を探っていた雄亮は、「お前たちが憎い」という言葉から、魔人の正体は生徒ではなく教師なのではないかと考えた雄亮は、ある教師に疑惑の目を向ける!