俳優の橋本淳、嶋大輔があす21日放送のテレビ朝日系ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(23:30~)の第4話に出演する。
由緒ある学校・五星学園(いつぼしがくえん)を舞台に、美 少年たちがヒーローとなり魔人を利用して壮大な野望の実現を目論む学園長に立ち向かう“戦隊ヒーロー”と“学園ドラマ”が融合した今作。戦隊ヒーロー出身のキャストが毎週続々と登場して話題になっている。
第4話では『魔法戦隊マジレンジャー』でマジレッドを演じた橋本、『超獣戦隊ライブマン』でレッドファルコンを演じた嶋が出演。『ザ・ハイスクール ヒーローズ』に登場するアカヒーロー/真中大成(岩崎大昇)、アカレンジャーとともに“夢のレッドのグランドスラム”が実現する。
スーパー戦隊シリーズ第29作目として2005年から放送された『魔法戦隊マジレンジャー』で小津魁/マジレッドを演じた橋本。『マジレンジャー』、2011年にゲスト出演した『海賊戦隊ゴーカイジャー』以来約10年ぶりの戦隊ヒーロー作品出演となる今作で、大成らが通う五星学園の理科教師・近杉真一役に挑む。生徒から何を言われてもどんないたずらをされても、怒らず笑顔で返すことから「スマイリー」というあだ名で揶揄されている近杉。しかしその笑顔の裏には深い闇が隠されていた。
一方、1988年から放送された『超獣戦隊ライブマン』で天宮勇介/レッドファルコンを演じた嶋。今作には、モモヒーローとなる桜井一嘉(金指一世)の父・正平役として登場する。幼い頃からある葛藤を心に秘めている一嘉。父親として正平はどんな言葉をかけ、どのように接するのか。
2人のコメントは以下の通り。
■橋本淳(近杉真一 役)
また新たなジャンルの作品を創作していることを伺い、ぜひ参加させてもらいたいと思いました。僕が参加することで、少しでも協力出来ることがあればと、嬉々としていました。
『魔法戦隊マジレンジャー』以来の戦隊作品でしたが、今回撮影していてもやはり当時のことを思い出しました。アクションのアフレコや、変身道具の出し方、ジャンプカットの足元の撮り方、変身の撮影方法――自分が10代の頃の青春が一気にフラッシュバックしました。特に男の子はすぐ童心に帰れますね。魔人のスーツもまじまじと見つめ、至るところを触らせてもらいました。もちろんヒーローたちのネクタイも、一回ビヨーンとさせてもらいました(笑)。
美 少年のみなさんは純粋で貪欲で繊細で、素敵な方々でした。それぞれ固有の個性を持っていて、誰と話していても魅了されてしまいます。こういう状況なので、じっくりお話することはなかなか叶いませんでしたが、合間に少しずつコミュニケーションを取らせていただきました。”美”という字が、似合うほどキラキラしていて、これからの道筋までも光っているようでした。僕も少しはエキスを吸収出来たら幸いです。
『ザ・ハイスクール ヒーローズ』は、特撮にドラマ要素を膨らませて絡ませると、こんなにも濃厚な作品になるのかと、とても面白がって見させてもらっています。アカレンジャーにも笑わせてもらえるし、大人も楽しめる、とても幅の広い作品だと思います。多くの方にこの作品が伝わることを心より祈っております。
■嶋大輔(一嘉の父・桜井正平役)
最初にこのお話を聞いた時には、「えっ!? この歳でまた戦隊で変身させてもらえるの」とぬか喜びしました。よくよく聞くとお父さん役と言う事で「そりゃそうだよな」と納得しました(笑)。
『超獣戦隊ライブマン』以来の戦隊作品でしたが、このような機会に恵まれて、歴代の戦隊作品に出演していたキャストでよかったな、と感じています。
美 少年の皆さんとは少しのシーンだけでの共演でしたが、これを機にスーパー戦隊シリーズも確実に盛り上げてくださるだろうな、と思いました。かなりかっこいい作品になっていますので、戦隊ヒーローファンの皆さんと一緒に応援したいと思っています!