東京オリンピック・体操女子種目別床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛が、19日に生放送されたニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』(毎週月曜~木曜 8:00~)に出演。前回のリオ大会で抱いた思いや、今大会の演技について語った。

  • 左から垣花正、村上茉愛 =ニッポン放送提供

体操女子のメダルは1964年の東京大会の団体以来57年ぶり、個人種目としては初のメダル獲得という快挙を遂げた村上。まず、2016年のリオ大会について「準備が全然できていないというか、本当に真剣にやっていなかった自分に悔しくなって。選手としてオリンピックに出られることに満足していた自分がいたので、そこまでメダルを獲るという気持ちがなかった」と明かす。当初は引退を予定していたが、競技に臨む上での取り組み方に思い残すところもあり、東京大会で再びメダルを目指すことを決めたという。

一方、今大会には「やるべきことをやってきた」と思える状態で臨むことができ、「シリバスで気持ちが高ぶって、あとは着地勝負っていうところだったので、ポイントを一度頭で確認して次の技にいくことができていました」と、演技中も冷静だったと振り返る。そして「“25年間生きてきて、一番これがいい”と思いました。とにかく楽しかったので、昨日練習した時に体が動かなくて、現実を見ました(笑)」と笑いを誘った。

また、念願のメダルを獲得し数多くの祝福メッセージが届く中、内村航平からは「歴史を変えた。最高の演技見られたよ」と連絡をもらったと言い、今大会が4度目のオリンピック出場となったレジェンドからの称賛を「うれしかったです」と喜んだ。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。