俳優の佐々木蔵之介が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『IP~サイバー捜査班』(毎週木曜20:00~)第6話が、きょう19日に放送される。
同作は「サイバー犯罪の脅威」×「人間ドラマ」を融合させた新しいミステリーで、京都府警本部が新たに設立した「サイバー総合事犯係」の物語。佐々木演じる、人間の感情に興味がない超デジタル男・安洛一誠は、ムダが大嫌いで「2分はムダにした」「3分は節約できる」と仲間とのコミュニケーションすら時短で済ませようとする変わり者。しかし、イタイところをつかれるとフリーズしてしまったり、大好物の鱧を味わって笑顔を浮かべたりと、お茶目な一面も。
第6話では、娘かも知れない新人刑事・古宮山絆(福原遥)のもとを訪れ「時間をムダにした……」とつぶやきながら“あるもの”を手渡すシーンが登場。照れ隠しなのか、絆の前で浮かべる微妙な表情にも注目だ。
そんな安洛たち京都府警・サイバー総合事犯係が今回捜査するのは、超高級IoTマンションで有名漫画家のセレブ妻が自殺に見せかけて殺害された事件。現場が完璧な密室であることはIoT技術が証明しており、まさに現場は“デジタル密室”状態だったという。安洛たちが発見したマンションの“裏ママ友会”では、被害者のママ友たちがこぞってシングルマザー・三好祐美子(酒井若菜)への疑いを書き込んでいた。
酒井若菜演じる疑惑のシングルマザーの息子・櫂人を演じるのは田中奏生。田中は『BG~身辺警護人~』(18年、20年 テレビ朝日)で木村拓哉の息子役を演じ、注目された新進俳優だ。子役として2010年から活動しており、酒井とは6歳の頃に出演したドラマ『シングルマザーズ』(12年 NHK)以来9年ぶりの共演となる。
ママ友バトルに、吉本新喜劇のベテラン女優陣が参加するのも見どころ。破壊力抜群のギャグでおなじみ・島田珠代はマンション住人のママ友役、新喜劇のレジェンド・末成映薫は被害者の母親役に。2人ともお得意のギャグは封印し、女たちの愛憎を熱演する。