大手芸能事務所アミューズと『JUNON』(主婦と生活社)がタッグを組んだ他薦限定のオーディション『JUNON×アミューズアイドルオーディション』最終審査が18日、都内で行われ、グランプリに新潟県出身の高校3年生、磯野泉(いその・いずみ/17)さんが選出された。
完全他薦型となる同オーディションは、12歳から30歳までの男性が対象。今回は8351人の応募があり、リモート個人面接などを経て14人のファイナリストが最終審査に駒を進めた。この日ファイナリスト14人は3組に分かれてダンスと歌をパフォーマンスしたほか、各々の特技などをアピール。磯野さんは小学5年生から続けているという落語を軽快に披露した。
『LATCH!賞』も受賞していた磯野さんは2度も自身の名前が呼ばれるとは思っていなかったようでグランプリ受賞に「声が震えて…声が出ない…」と夢見心地だった。小学6年のときに「俳優になりたい」と何度かオーディションに応募したが「どこの事務所さんとご縁がなかった」という。今回アミューズ所属が決定し「うれしいです。スタートラインに立てるうれしい気持ちでいっぱい。アミューズさんの看板俳優になりたい」と意気込んだ。
憧れの俳優を聞かれると、隣に立っている野村を横目に見ながらも「藤原竜也さん」と素直に回答。野村も「いい俳優さんだね」とにっこりだった。しかし、準グランプリの澤田海瑠(さわだ・かいる)さんが「(目標とする俳優は)新田真剣佑さん」を挙げると「快くないね(笑)」とチクリ。最後に磯野さんが「共演したい俳優さんもう一人いました」と切り出し、ついに野村の名前が出ると思いきや「三宅裕司さんです。小学5年のときに三宅さんがMCをしている『落語小僧』という番組に出させてもらったときに『君、俳優いいんじゃない』と言われた。看板俳優になって共演できたら」と語った。
■最終審査結果
グランプリ:磯野泉さん
準グランプリ:澤田海瑠(さわだ・かいる)さん
JUNON賞:永野孔規(ながの・こうき)さん
LATCH!賞:磯野さん、岩崎友泰(いわさき・ともひろ)さん、林優大(はやし・ゆうと)さん
AMUSE特別賞:浅尾澪音(あさお・れのん)さん