秋葉原のPCトレンドを探りに今回も「G-Tune : Garage 秋葉原店」にお邪魔した。遠出は自粛せねばならぬし、しかも雨まで降り続いて……と踏んだり蹴ったりな今年の夏だけに、何か良さ気なゲーミングPCありますかね? 秋にはBattlefieldの新作も出るので、なるべくスペックが高くて長く使えるマシンが欲しいです!
対応してくれたのはG-Tune : Garage 秋葉原店の新店長、安達さんだ。「先週末に、店舗先行で販売を開始したオススメのゲーミングノートがありますよ」として見せてくれたのが、入荷したての「G-Tune E5-165-R7」だ。もともと売れ筋だったE5-165シリーズのZen 3 Ryzen搭載版で、特徴だった薄型軽量なボディはそのまま、「我々の性能テストでは、E5-165比で20%近い性能アップが確認できました」とのこと。「ゲーミングPCですが、性能から、さっそくクリエイティブ用とか動画配信用で使いたいという反響も来ています」とのこと。今回もかなり人気が出そうだ。
ラインナップはSSD512GBとメモリ16GBの「E5-165-R7」が219,780円、SSD1TBとメモリ32GBの「E5-165-R7-H」が241,780円。CPUに8コア/16スレッドのAMD Ryzen 7 5800H、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3060を採用した15.6型(2,560×1,440ドット)の高性能マシンで、液晶パネルのリフレッシュレートも165Hzと高速、ゲーミング用途で死角のないスペックを備えている。しかもボディ素材に軽くて強いマグネシウムを採用したことで、重量1.73kg、薄さ20.6mmのモビリティも実現している。
なるほど、これなら今度のBattlefield 2042も動きそう! ところで、最近は皆さんどんなゲームで遊んでいるのでしょう? 「Apex LegendsとVALORANTがずっと人気で、このタイトルが遊べるPCを買いたいというお客さんは相変わらず多い印象ですね。あと、マインクラフト人気が復活していて、夏休み効果もあってか、お子さんと親御さんで来店して、推奨スペックのPCを探される、ということが増えてきています」。
マインクラフトでオススメのマシンだと、「G-Tune P5-H」だという。15.6型フルHDのゲーミングノートで、Intel Core i7-10750HとNVIDIA GeForce GTX 1650Tiを採用し、価格と性能のバランスがちょうど良い。「推奨画質の60fpsが狙えます。Modを使うならもう少しアップグレードすることをオススメしています」だそうだ。
ここまでノートのオススメを紹介してもらったが、デスクトップはどうだろう。店内を見回すと「在庫あります!」の表示が増えてきて、一時期のパーツ不足もだいぶ解消したように見える。
「GeForce xx60番台のミドルレンジクラスのGPUを積んだモデルの動きが良くなってきました。パーツがそれなりに手に入るようになり、Radeonの新モデルも出て、このクラスは手厚くなってきています。中でも人気があるのはGeForce RTX 3060ですね。最新ゲームで遊ぶなら最低このレベルが欲しいというラインでもあります」と、安達店長。
デスクトップで特にオススメはミドルクラスGPUを内蔵しつつ、コンパクトな「G-Tune HL」シリーズだそうだ。GeForceのGTX 1660やRTX 3060を搭載しても、10万円台中盤~税込20万円を切る価格で購入できる。