米eBay(イーベイ)が運営するオンラインマーケットプレイス「eBay.com」において、日本語によるサービス提供がスタート。商品のタイトルや説明文、検索などの日本語化を行い、米国をはじめ世界中で出品されている15億点超の商品を日本語で検索できるようになった。さらに2022年には、プラットフォーム内の完全な日本語化の実現を目指す。
今回のフェーズでは、デスクトップ、モバイルWeb、およびAndroid eBayアプリで基本部分(商品タイトル、説明文、検索機能)の日本語化を実施。iOSアプリでも9月にリリースされる予定だという。
eBay.comでは、欧米市場で人気を集めるトレンドアイテムやブランド品の中から、選りすぐりの商品を集めた特集を展開。スニーカーや高級ブランド時計、豪華キッチン用品、家庭用装飾品、楽器、アクションフィギュアなど、ユニークなコレクターズアイテムをピックアップしている。さらに8月24日には大谷翔平選手の特設コーナーを設置予定だ。
eBay グローバル新興市場ゼネラルマネージャーのイリヤ・クレトフ(Ilya Kretov)氏は「eBayは、世界中の1億5,900万人以上のバイヤーを結び付けており、日本はeBayにとって重要な市場だ。日本のユーザーは世界で最も熱心なコレクター、ファッション愛好家、ガジェットや車の所有者として知られており、eBayの統計データでもそれが証明されている。最近では、既存の活動的な日本のeBayバイヤーに加えて、毎月多くの新規バイヤーがeBayに訪れ、コロナ禍での外出自粛期間中にファッションアイテムや車のパーツ、あらゆる種類の収集品を購入していることが明らかになっている。このことからも日本の消費者に日本語によるサービスを提供することは、我々にとって最優先事項と言える。日本国内のバイヤーがeBayを通して母国語でシームレスなショッピングを楽しみ、特別な商品を簡単に見つけられるようになったことを大変嬉しく思う」とコメントしている。