dTVで日本独占配信中の超・大型オーディション番組『LOUD』(全15話を予定、毎週土曜0:00〜更新)第9話(21日0:00〜)の場面カット、現在配信中の第8話ダイジェスト映像が18日、公開された。

  • 左からJ.Y.Park、PSY

『LOUD』は、JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン(J.Y.Park)とP NATIONの代表であるPSYの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させるオーディション番組。オーディションに参加するのは「2000年1月1日以降に生まれた男性」という応募条件のもと、6名の日本人を含む各国から集まった総勢73名。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準で、さまざまなステージに挑戦する。そして両プロデューサー2人の合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組とP NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループとしてデビューするまでの軌跡を描く。

第8話では、日本人参加者・アマルの涙のステージを始め、回が進むほどレベルアップしていく参加者たちの渾身のパフォーマンスが繰り広げられ、第5ラウンドの“キャスティングラウンド”には22人の参加者が駒を進めた。そして今回、J.Y.Park率いるJYPエンターテイメントとPSY率いるP NATIONのどちらかに所属事務所が決定する“キャスティングラウンド”が開幕。“キャスティングラウンド”では、最大10枚まで使用できるキャスティングカードを個人パフォーマンスの後、J.Y.ParkとPSYが各社の現場スタッフと相談し、使用するかどうかを決定する。もし2社からオファーを受けた場合、どちらに所属するかは参加者に決定権が移り、2社のどちらも動かなければキャスティングが保留になるというシステムだ。第1ラウンドぶりに“動くLOUDチェア”も復活し、キャスティングされた場合はプロデューサーが座った椅子が動いて、参加者に直接合格バッチを渡しにいく。また、“キャスティングラウンド”では、参加者とプロデューサーの間に入り、好条件での契約を勝ち取るための橋渡し役であるスーパーエージェントとして、日韓合同オーディション番組『PRODUCE48』の国民プロデューサー代表でもお馴染みのマルチエンターテイナー、イ・スンギが参戦する。

第9話では、センスのある自作曲を何曲も披露し、作曲の要を期待される重要メンバー、ウンフィが登場。彼の所属事務所への要望が“メンバーへの楽曲提供”であるとスンギから明かされると、そのために具体的にどんな支援ができるのか2社のアピール合戦がスタートする。P NATIONにあった大きなスピーカーが欲しいというウンフィに対し、J.Y.Parkはメンバーが自分たちで作曲までこなすJYP所属の先輩グループ・Stray Kidsを例に挙げ、選ばれたプロデューサーだけが使える“作曲部屋”を1つ提供すると申し出し、大企業ならではの支援策を猛アピール。一方、ウンフィと同じくBIGBANGのファンだというPSYは、求めている音楽性について「(ウンフィの作る音楽が)僕が漠然と思い描いていた『ヒップホップを基にしたK-POP』に最も近いのではないかと思っています。既存のグループに似せるのではなく次世代のグループを作りたいです」と、JYPとは真逆の、彼自身の才能との親和性をアピール。2社のアピール合戦はウンフィの決断を待つこととなった。

続いて、映像制作・作詞作曲・多言語でのラップとクリエイティブな才能を見せつけたダニエル・ジェカルが登場。ダニエルの要望は他の参加者も気になる“SNSでの活動”について。事前のスンギとの面談では「BIGBANGやBLACKPINKが有名になったのは、SNSでファンと交流できたからだと思います」と戦略を明かしていたが、SNSに関しては両社ともにNGという返答が。肩を落としつつもしっかりと同意したダニエルが用意したのは、第1ラウンドでアイドルを目指してアメリカから韓国に来た気持ちを表現した「Ready to GO」と対になる、この場所に留まる準備ができたことを表現する「Ready to Stay」という1曲。苦手だった韓国語のラップとダンスも披露し、プロデューサーたちに成長を見せつけた。

第9話のラストに登場したのは、韓国・日本のみならず世界中で話題になっている最年少参加者の日本人、コウキ。クランプダンスの世界王者として世界中の舞台で活躍する経験もあるが、1人きりの舞台でこれまでになく緊張した様子。しかし「頑張ってデビューして、世界の人々に笑顔を送れたらな、と思います」と意気込みを述べ、漢字で“初心”と書かれたトレードマークのキャップを被ると、一気にいつものコウキの気迫のこもったステージに。BTSの「Boy in Luv」に合わせ、力強いダンスと歌の圧巻のステージを繰り広げると、J.Y.Parkから「コウキ君は13歳ですが、ダンスに関しては欠点が見つかりません」、PSYからは「クランプからK-POPのダンスまで完璧に表現してくれたので、すばらしい表現力を見せてくれたと思います」と両プロデューサーから大絶賛。しかしいざキャスティングに移ると、誰も予想しなかったまさかの結末が……。

『LOUD』はdTVで日本独占配信中(3話まで公式YouTubeにて無料配信中)、毎週土曜午前0時よりdTVにて1話ずつ配信中で最終回(15話)は日韓同時生配信。なお、最終回の日韓同時生配信はノーカット版で日本語字幕がなく、後日字幕付きでアーカイブ配信する。