NHKスペシャル 『混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る』(総合)が22日(21:00〜)、放送される。
同番組は、今年4月に放送し大きな反響を呼んだNHKスペシャル『緊迫ミャンマー』(月間ギャラクシー賞受賞)の第2弾。軍の統制が強まり、ミャンマーの状況がブラックボックス化する中、NHKは様々なルートで現地の衝撃的な映像や軍の内部資料を入手。実態に迫る。
またNHKは、ブラックボックス化するミャンマーの様子を伝え続ける“窓”として、動画や記事を集積した特設サイト『What’s Happening in Myanmar?』を公開した。柱のひとつは、市民たちが命がけで撮影しSNS上に発信した、およそ120本の動画。クーデターとその後のミャンマーを記録した映像はそのほとんどが、軍の情報統制が強まる中、SNS空間から削除され、見ることができなくなっている。
そうした動画を地図上にマッピングし時系列で並べることで、“市民が見たクーデターの実態”を記録。また、動画や画像解析から明らかになった市民の死の真相、弾圧の実態などを特集コンテンツとして掲載する。サイトを通じてさらなる映像や情報の提供を呼びかけるなど、新たなデジタル調査報道のプラットフォームとすることを目指す。