コロナ下で増加した「在宅勤務」、家庭にとってのメリットを感じている人も多いのではないだろうか。今回は、マイナビニュース会員の既婚女性300名に「家庭にとって在宅勤務でよかったと思うこと」を聞いてみた。

Q. パートナーもしくはあなた自身が在宅勤務をすることはありますか?

はい 35.0%
いいえ 65.0%

Q. (「はい」と答えた方にお聞きします)家庭にとって在宅勤務でよかったと思うことはありますか?

はい80.0%
いいえ 20.0%

Q. 家庭にとって在宅勤務でよかったと思うのはどんなこと(時)ですか? 具体的に教えてください。(自由回答)

家事・育児がはかどる

・「空き時間に掃除、洗濯ができる。日時指定のない宅配便も受け取れる。夕飯準備に早く取りかかれる。昼休みに買い出しに行ける」(53歳女性/神奈川県/総合電機/事務・企画・経営関連)
・「家事ができるから」(49歳女性/岡山県/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもの送迎など、時間を気にせずできるので」(38歳女性/青森県/教育/専門サービス関連)
・「仕事と家事の両立しやすい」(47歳女性/東京都/その他/その他・専業主婦等)
・「隙間に家事できる」(36歳女性/岡山県/銀行/事務・企画・経営関連)

家族との時間が増えた

・「2人の時間がいっぱいできた」(43歳女性/東京都/通信関連/営業関連)
・「子どもと長くいられる」(38歳女性/千葉県/建設・土木/その他・専業主婦等)
・「昼食を一緒に食べられるから」(43歳女性/東京都/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)
・「家族で過ごせる時間が増えたこと」(36歳女性/奈良県/その他/その他・専業主婦等)

感染のリスクが減る

・「コロナの感染の心配が軽減する」(43歳女性/福岡県/その他/その他・専業主婦等)
・「コロナの心配が少ない」(43歳女性/大阪府/その他/その他・専業主婦等)
・「感染の可能性を低くできそうだと感じるため」(43歳女性/神奈川県/その他/その他・専業主婦等)

時間が増える、柔軟性が増す

・「時間にゆとりがでた」(45歳女性/神奈川県/化粧品・医薬品/販売・サービス関連)
・「いろいろなスケジュールを組みやすい」(50歳女性/東京都/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「時間の融通がきくから」(34歳女性/東京都/農業協同組合(JA金融機関含む)/営業関連)
・「いろいろなことができる」(56歳女性/滋賀県/その他/その他・専業主婦等)

その他

・「子どもを置いて出かけられる」(47歳女性/岡山県/その他/その他・専業主婦等)
・「食事時間にメリハリができる」(50歳女性/茨城県/その他/その他・専業主婦等)
・「ワークライフバランスがきちんととれていることです」(33歳女性/埼玉県/その他/販売・サービス関連)
・「家にいる時間が長くなったので、(夫にとって)初めて家の中の事を見つめるいい機会になったと思う。ゴミを捨てることすら分からないので」(60歳女性/福岡県/その他/その他・専業主婦等)

総評

在宅勤務のメリットとして女性から特に多くあがったのは、「家事・育児」に関するものだった。スキマ時間を活用して、掃除や洗濯などの家事をこなしているとのこと。夫が在宅勤務になった女性からは、「雨が降ったときに、洗濯物を取り込んでもらえる」「犬の散歩など面倒をみてもらえる」「買い物に行ってくれる」といったコメントが寄せられた。

「調理の準備をしながら仕事ができるので、時間のかかる料理が作れる」という女性も。手が込んだ料理に、家族も喜んでいるそうだ。さらに、「子どもの送迎など、時間を気にせずできる」「子どもに目が届く」という声もあった。子育て中の女性にとっても、在宅勤務は大きなメリットがあるようだ。

次に目立ったのは「家族との時間が増えた」という回答。とりわけ、「一緒にご飯を食べる機会が増えた」のが嬉しかったとのこと。会社に出勤していると「家族と一緒に昼食」というわけにはいかないが、在宅ならお昼も一緒に過ごせるかもしれない。一緒に食事をすることで、夫や子どもとの会話も増え、コミュニケーションが取りやすくなったそうだ。

この他にも、「朝が寝坊ができるし、お弁当を作らなくてもいい」「定時で仕事が終わる」「親の面倒がみれる」「緊急時に夫に相談できる」などのコメントが寄せられた。コロナ禍の新しい働き方「在宅勤務」、あなたは他にどんなメリットを感じているだろうか。

調査時期: 2021年8月2日~8月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数:既婚女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません