ドイツの時計メーカー「ジン(Sinn)」から、ダイヤルに手作業でスクラッチ加工を施したという機械式パイロットクロノグラフ「358.SA.FLIEGER.DS」が登場している。価格は5連ブレスレット(ステンレススチール)モデルが583,000円、キャンパスレザーストラップモデルが517,000円。
ジンの「358」シリーズは、伝統的な計測器クロノグラフのデザインを踏襲した機械式クロノグラフ。新作の「358.SA.FLIEGER.DS」は、ダイヤルが手作業でスクラッチ加工ということで、1本1本で表情が異なる。ダークブラウンの文字板に夜光処理の針とインデックスは、視認性も高い。自動巻き機械式ムーブメントはセリタの「SW500」、パワーリザーブは約46時間。
ケース素材はサテン仕上げのステンレススチール、ケースサイズは直径42×厚さ15mm、防止性能は10気圧。ねじ込み式りゅうずとガード付きプッシュボタンを備える。風防は、厚さ5mmのソリッドガラスから削り出したサファイアクリスタル。両面無反射加工となっており、ジンのArドライテクノロジーによって曇りを防ぐ。裏ぶたもねじ込み式サファイアクリスタルのシースルーバック。