学校給食で好きだったあのメニュー。給食の話題になったときに、じつは自分の住む地域限定だったという経験はありませんか? 今回はマイナビ会員の男女1,013名にアンケートを実施。学校給食のご当地メニューについて聞いてみました。
■北海道
・ラーメン
「札幌風味で味わいが深い北海道味噌ラーメン」(女性/26歳/東京都)
「釧路のラーメンの麺は、かんすいを使わないので、白くて、極細のちぢれ麺。スープは魚の出汁などであっさりしている」(女性/48歳/北海道)
・鮭やニシンなどの魚料理
「鮭のちゃんちゃん焼き」(男性/57歳/北海道)
「地元で水揚げされたニシン。留萌の地元で水揚げされて加工されたニシンといえば、何と言っても身欠きニシン。2枚におろされて半干しされた身欠きニシンはとても美味。大人の今でも懐かしい」(男性/66歳/北海道)
■東北
・盛岡冷麺(岩手)
「盛岡冷麺発祥の店のぴょんぴょん舎の盛岡冷麺。東京で「盛岡冷麺」として売り出されているそれとは全く別格。おいしい」(男性/17歳/岩手県)
・芋煮(山形)
「里芋とねぎやこんにゃく・牛肉などを醤油味で煮た芋煮。子供の頃は一般的なものだと思っていた」(男性/66歳/山形県)
■関東
・しもつかれ(栃木)
「野菜と魚のアラを煮込んだもの」(男性/46歳/栃木県)
「大根、にんじん、酒粕などを使った郷土料理」(男性/48歳/栃木県)
・ゼリーフライ(埼玉)
※ジャガイモにねぎやにんじん、さらにたくさんおからが入っている、見た目は衣のついていないコロッケのようなもの 「ソウルフードでした」(男性/38歳/埼玉県)
・落花生(千葉)
「茹で落花生は普通に全国の給食にたまには出ていると思ったが、違った」(男性/29歳/千葉県)
「落花生の生地で作られているお菓子で、とてもおいしい」(男性/40歳/千葉県)
・麦芽ゼリー(千葉)
「麦芽を使ったココアのような味のゼリー」(男性/35歳/千葉県)
■中部
・茹でズワイガニ(富山、石川)
「家でも季節になったら出てくるので、当たり前と思っていた」(女性/45歳/東京都)
「地元の漁港で獲れたベニズワイガニをそのまま茹でて食べられる、地元ならではの特典」(男性/54歳/富山県)
・ほうとう(山梨)
「小さい頃は、ほうとうが県独自の料理とは知らなかった。家でも出てくる『普通の食事』だった」(女性/44歳/山梨県)
・金魚飯(岐阜)
「にんじん、油揚げ、しいたけなどが入った混ぜご飯」(女性/37歳/愛知県)
・さくらごはん(静岡)
「炊き込みご飯に具が全く入っていないようなもの。醤油、出汁、酒、みりん、鳥の油などの調味料でご飯をたいたものが、とてもおいしかった」(男性/51歳/静岡県)
・おぼろみそめん(愛知)
「名古屋市発祥のおぼろみそ麺は地元の赤味噌や棒はんぺんを使った和風味のあんをソフト麺にからめて食べるメニュー」(男性/61歳/愛知県)
■近畿
・たこ焼き(大阪)
「普通のたこ焼き。大阪名物だというのは後から知った。でもそんなに頻繁ではなく数回しか出なかった記憶がある」(男性/52歳/大阪府)
・姫路おでん(兵庫)
「おでんに、辛子醤油で味付け」(男性/52歳/兵庫県)
■中国・四国
・カキのソテー焼き(広島)
「カキをバターなどでソテー焼きにしてある。大人気メニューだったことを覚えている」(男性/37歳/広島県)
・けんちょう(山口)
「大根と豆腐の甘辛炒め煮」(男性/45歳/山口県)
・まんばのけんちゃん(香川)
「まんば、豆腐、揚げ、ちくわ等を甘く煮たもの」(女性/40歳/香川県)
■九州沖縄
・皿うどん(長崎)
「野菜たっぷりのとろけた具がパリパリの麺の上にのっている」(男性/54歳/長崎県)
・タイピーエン(熊本)
「ラーメンっぽいが麺が春雨の中華料理。うずらの卵やキクラゲが入っている」(男性/40歳/熊本県)
「基本的に春雨スープ、主に魚介類の具が入っている」(男性/67歳/熊本県)
・冷や汁(宮﨑)
「出汁のきいた冷たい味噌汁」(男性/46歳/東京都)
・さつま汁(鹿児島)
「さつま揚げの入った普通のさつま汁」(男性/54歳/神奈川県)
・ジューシー(沖縄)
「炊き込みご飯で豚肉や千切り昆布が入っている」(女性/46歳/沖縄県)
小中学生時代、何気なく食べていた学校給食が、地元民しか知らない郷土料理や、高級食材だったと知る人も少なくないのではないでしょうか?
大人になってからはなかなか食べる機会が少なくなってしまった学校給食。友人と懐かしい学校給食の思い出について話してみると、意外な違いが見えてくるかもしれません。
調査時期: 2021年7月9日
調査対象: マイナビニュース男女会員
調査数: 1,013人
調査方法: インターネットログイン式アンケート