シチズン時計の最高峰ブランド「The CITIZEN(ザ・シチズン)」から、自社製の新型機械式ムーブメント「Caliber 0200」を搭載した新モデルが8月26日に発売となる。このモデルとムーブメントは2021年3月に発表されて大きな注目を集め、今回正式に発売日が明らかになった。

  • The CITIZEN / メカニカルモデル(NC0200-90E)

まず新ムーブメント「Cal.0200」だが、シチズンとしては2010年以来の自社開発ムーブメント。シチズンが2012年に買収したスイスの時計企業、フレデリック・コンスタントおよびそのグループで機械式ムーブメントの開発・製造を行っているラ・ジュー・ペレの資産やノウハウも生かしている。自動巻き・手巻き機械式ムーブメントのCal.0200は平均日差「-3秒~+5秒」という高い精度を誇り、パワーリザーブは約60時間だ。

  • ブラックダイヤル「NC0200-90E」

  • ブルーダイヤル「NC0200-81L」

  • ホワイトダイヤル「NC0200-06A」

  • 自動巻き・手巻き機械式ムーブメント「Cal.0200」のイメージ

Cal.0200搭載の新モデルは3機種。ブラックダイヤルの「NC0200-90E」(605,000円)、ブルーダイヤルの「NC0200-81L」(605,000円)、限定55本のホワイトダイヤル「NC0200-06A」(825,000円)だ。いずれも、シチズン フラッグシップストア、シチズン プレミアムドアーズでのみ取り扱う。

ケース素材はステンレススチール、バンド素材はNC0200-90EとNC0200-81Lがステンレススチール、NC0200-06Aがワニ革。ケースサイズは径40×厚さ10.9mm(設計値)、風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は5気圧。

  • The CITIZEN / メカニカルモデル(NC0200-81L)

ラグのない面構成のケースと、NC0200-90EとNC0200-81Lのバンドは、ステンレスの無垢素材を生かした粗めのヘアライン加工と、ミラー加工で仕上げている。ダイヤルには、The CITIZENのシンボル「イーグルマーク」を配置した。裏ぶたはシースルーバックで、美しいCal.0200とその動きが見えるようになっている。限定モデルのNC0200-06Aは、22金(K22)の回転錘にもイーグルマークを収めた。

  • ラグのないケース

  • 粗めのヘアライン加工

  • 12時位置のCITIZENロゴとイーグルマーク

  • シースルーバックからのぞくムーブメントとその動きは、機械式時計の醍醐味