びっくりドンキーが展開中の「南国リゾートフェア」から、限定メニュー「ちょっとリゾートなハンバーグ」を食べてきたので、早速食レポしていこう。

  • 今回は「びっくりドンキー 南柏店」にお邪魔しました

    今回は「びっくりドンキー 南柏店」にお邪魔しました

びっくりドンキーといえば、一皿にメインディッシュのハンバーグとライス、サラダが盛り込まれた「ディッシュ」をお箸でいただく、和定食なテイストがファミリー層にも人気のハンバーグ専門レストランだ。筆者の家でも子供達に大人気で、何かにつけて連れて行け、連れて行けとアピールされている。

そんなびっくりドンキーが7月7日から「南国リゾートフェア」を実施している。同フェアでは「ちょっとリゾートなハンバーグ」として、リゾート地をイメージした2種類のハンバーグとサイドメニュー、デザートの4品から構成される期間限定メニューが提供されている。

我が家の子供達もめざとく見つけてギャーギャー騒ぎ立てていたのだが、「夏休みの宿題を終わらせたら連れていってやろう」というご褒美に釣られて、見事に7月中に宿題を終わらせてしまったので、約束通り連れて行くことになった。

  • 宿題を終わらせてご褒美のハンバーグにありついた次男(左、小6)と三男(右、小4)。食レポを記事にするぞと言ったら、三男がYoutuber気取りで意味不明なコメントを連呼していた

    宿題を終わらせてご褒美のハンバーグにありついた次男(左、小6)と三男(右、小4)。食レポを記事にするぞと言ったら、三男がYoutuber気取りで意味不明なコメントを連呼していた

そして今回のフェアのメニューとして登場したのが、こちらのメニューだ。

「ベーコンエッグベネバーグ」

  • 「ベーコンエッグベネバーグ」(150g 1,125円/300g 1,565円)※写真は150g

    「ベーコンエッグベネバーグ」(150g 1,125円/300g 1,565円)※写真は150g

エッグベネディクトといえば本来、高級ホテルなどの朝食で供されることも多いメニュー。ポーチドエッグと焼いたベーコンを、半分に切ってトーストしたイングリッシュマフィンに乗せ、オランデーズソースをかけたものとなる。

びっくりドンキーではこれをアレンジし、マフィンの代わりにハンバーグを使い、ベーコン、ポーチドエッグ、マッシュポテトを乗せて、オリジナルのオランデーズソースをかけたものとなっている。

ライスとディッシュサラダとの組み合わせは、レギュラーメニューであり、びっくりドンキーの顔でもある「バーグディッシュ」と同様だ。

  • ポーチドエッグの乗ったハンバーグをアップで。オランデーズソースの上にはオリジナルの和風ハンバーグソースがうっすらかかっているように見える

    ポーチドエッグの乗ったハンバーグをアップで。オランデーズソースの上にはオリジナルの和風ハンバーグソースがうっすらかかっているように見える

こちらは150gを三男が試食。いきなりポーチドエッグを破ってぶちまけてくれたので、きれいな写真が取れなくなってしまったが、オランデーズソースと卵黄、それに半熟状の卵白がベーコンやハンバーグと絡まると、まろやかで美味いとのこと。

三男はベーコン好きなので、かなりハマったらしい。さらに、ときどき挟まってくるマッシュポテトも、食感のアクセントとなるとともに、ソースの旨味をたっぷり含んでいてクセになるという。

筆者も三男から一口分けてもらったが、卵黄混じりのオランデーズソースが濃厚かつ滋味豊かで、ライスにも不思議と合う。個人的には大変気に入ったが、これは箸で食べるのがなかなか難しい一品だ。

できればご飯だけでなくパン(できればイングリッシュマフィン)も欲しかった。また、ポーチドエッグやオランデーズソースがかなりたっぷりかかっているので、ハンバーグは150gより300gのほうがマッチしそうだ。

「ロコモコバーグディッシュ」

  • 「ロコモコバーグディッシュ」(150g 1,125円/300g 1,565円)※写真は300g

    「ロコモコバーグディッシュ」(150g 1,125円/300g 1,565円)※写真は300g

ハワイの郷土料理である「ロコモコ」をイメージした「ロコモコバーグディッシュ」は、デミグラスソースをたっぷりかけたハンバーグと、目玉焼き、アボカド、トマト、レタスのサラダが、ディッシュの上に盛られたライスの上に並べられている。元となったロコモコが丼料理のようにライスの上に盛り合わせる料理だけに、びっくりドンキーのディッシュとは相性抜群だろう。

  • 濃厚なデミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグ。300gはさすがにデカい

    濃厚なデミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグ。300gはさすがにデカい

  • ハンバーグの反対側にはアボカドとトマトサラダ、レタスが乗っている

    ハンバーグの反対側にはアボカドとトマトサラダ、レタスが乗っている

こちらは300gを次男が実食。濃厚なデミグラスソースがアボカドやトマトサラダと一緒に食べることで、さっぱり食べられるのがいいという。また、目玉焼きを崩して絡めることで、味のバリエーションも楽しめるとのこと。

さらに、トマトサラダは玉ねぎのみじん切りと合わせられているが、トマト特有の匂いや酸味が気になりにくいので、トマト嫌いな人でも食べやすいのでは、とのことだった。

300gというとかなり多めだが、もともと大食いの次男だけあって、あっという間に完食してしまった。危うく食べそびれる前に一口確保したが、デミグラスソースがかなり濃厚なので、確かに野菜や目玉焼きと一緒に食べたくなる。こちらも個人的には大満足。強いていえばポテト系の付け合わせがあれば、デミグラスソースとマッチするのに……と思ったが、そこは次に紹介するサイドメニューを一緒に頼むという手があるだろう。

「ガーリックシュリンプ&ポテト」

  • 「ガーリックシュリンプ&ポテト」(660円)

    「ガーリックシュリンプ&ポテト」(660円)

ロコモコと同様、ハワイのソウルフードであるガーリックシュリンプとフライドポテトのセットがこちらのメニュー。たっぷりのニンニクと油で炒められたエビはそのまま行くもよし、付属のトマトソース&マヨネーズタイプドレッシングを付けて食べるもよし、だ。

  • たっぷりのガーリックと一緒に炒められたエビはプリプリの食感だ

    たっぷりのガーリックと一緒に炒められたエビはプリプリの食感だ

あいにく三男は甲殻類アレルギー持ちのため、ガーリックシュリンプが食べられないので、ポテトを多めに食べてもらうことにして、次男と筆者の二人で早速実食。エビは肉がプリプリで、これはビールが欲しくなる! が、今日は運転があるので我慢、我慢。ポテトと交互に味わって食べていたら、その隙にたちまち次男に食べ尽くされてしまった。

次男によれば、「カラっと揚がってるから尻尾まで全部食べられる!」とのこと。いや、尻尾は残していいんだぞ、息子よ。

家族みんなで楽しめるサイドメニューとしてはもちろん、アルコールのつまみとしても最高だろう一品だ。筆者も次の機会にはぜひ、ドンキーオーガニックビール(生)と合わせてチャレンジしてみたい。

「しゃりしゃりレモン&オレンジ」

  • 「しゃりしゃりレモン&オレンジ」(550円)

    「しゃりしゃりレモン&オレンジ」(550円)

爽やかなレモネード&オレンジジュースの上にシャリシャリ食感のイチゴ入りかき氷が浮かべられた、南国テイストたっぷりのデザートドリンク。夕日が沈むハワイの海をイメージしたということで、そう言われてみれば、確かに赤く燃える夕焼けと、沈みゆく夕日を受けて輝く海を思わせる色合いだ。

  • 南国の夕陽をイメージ(ハワイじゃなくてグアムの海で失礼)

    南国の夕陽をイメージ(ハワイじゃなくてグアムの海で失礼)

ストローを刺すと下層のレモネード&オレンジジュースが、スプーンでは上層のイチゴ氷が楽しめ、後半は上下を混ぜることで、甘さと酸味が絡み合って、また新しい味が楽しめる。かき氷とジュースの美味しい所取りといった様相のデザートだ。濃厚な本フェアのハンバーグとの相性は抜群だし、連日の猛暑や感染症対策で疲れた体を癒すにもピッタリだろう。我が家の子供達からも絶大な評価を受けていた。

  • 上層のかき氷には小さく刻まれたイチゴが混じっており、食感のアクセントにもなっている

    上層のかき氷には小さく刻まれたイチゴが混じっており、食感のアクセントにもなっている

ということで、期間限定の4品を見事完食。いつもとは違う濃厚な2種のソースが楽しいハンバーグ2品も、サイドメニューの2品も、ファミリーで楽しめる仕上がりになっていた。びっくりドンキーの「南国リゾートフェア」は8月24日まで。残りわずかとなってしまいましたが、ぜひお子様と一緒に試してみてはいかがだろうか。

  • きれいに完食。ごちそうさまでした!

    きれいに完食。ごちそうさまでした!