怒りや憎しみに飲まれて豹変する姿に「憎しみの力に飲み込まれないで!」と叫ぶヒロイン――漫画やアニメで見たことのあるシチュエーションですが、妙に「説得力がある」ヒロインの一言が話題になっています。
投稿者は、少年ジャンプ+『純情戦隊ヴァージニアス』の作者・福岡太朗さん(@foktr)です。
憎しみの力に飲み込まれそうなときにアドバイスをくれる超最強ヒロイン(@foktrより引用)
憎しみの力に飲み込まれるのは「コスパ悪いから」というヒロイン。現実的な一言に、「ぐうの音も出ないド正論で憎しみの力を帳消しにするとは…強いぜ…!」「すさまじい説得力」「健康こそ最強」と共感のコメント多数。
「長生きするとコレが本当に大事とわかる」「わかる 怒るの疲れる もう諦めた(30代)」と自身の経験から実感する方も。確かに、怒ったり憎しみに身をまかせるのは一時的には力が出るかもしれませんが、その後は疲れてしまうもの。
現代の社会人にも染みるヒロインの言葉、投稿した福岡さんに制作のきっかけを伺ったところ、「作業通話してる作家仲間の人同士で『憎い……憎い……おぉぉぉ……!』って言いながら漫画を描いてまして、その時に『憎しみは何も産まないぜ! 大事なのは睡眠とか運動だ!』って言い返した……みたいなふざけたやり取りをしたことを漫画にしました」と教えていただきました。「ふざけたやり取り」と言われてはいますが、心身ともに健やかな生活のほうが大事、まさに真理ですね……。
憎しみよりも、睡眠・栄養・そしてバランスのとれた食事。日常生活でも「憎い……!」と思った時、ふと思い出したいヒロインの一言でした。
憎しみの力に飲み込まれそうなときにアドバイスをくれる超最強ヒロイン pic.twitter.com/FYG0hBIUMT
— 福岡太朗 (@foktr) August 10, 2021