アイドルグループのA.B.C-Zが出演する岩手めんこいテレビの特番『A.B.C-Zの雨ニモマケ-Z』が、31日(20:00~ ※岩手ローカル)に放送されることが決まった。

  • (左から)塚田僚一、戸塚祥太、橋本良亮、五関晃一、河合郁人=岩手めんこいテレビ提供

A.B.C-Zが東日本大震災の被災地を巡り、元気と笑顔を届けながら、復興へ向かう被災地の姿を伝える同番組。第3弾では、震災遺構「たろう観光ホテル」の部屋や廊下、階段を手分けして隅々まできれいにしたり、漁船に乗って「早採りわかめ」の収穫に励んだりした。

第4弾となる今回は、1年ぶりに被災地を訪れた5人が、感謝の気持ちを胸にそれぞれのプロジェクトに全力で取り組む。

2年前、河合郁人が潜った三陸の海は、おびただしい数の瓦礫が沈んでいた。今、海の中は、どうなっているのか…。実は、瓦礫だけではなく、もう1つ大きな問題が起きていた。海の資源を守るために、A.B.C-Z は何ができるのか。「自分の目で確かめたい」と自ら手を挙げたダイビング初心者の橋本良亮が、水深15mの海底で見たものは…。

塚田僚一と五関晃一は、お世話になった漁師に炊き出しをするため、食材を探す旅へ。「旬の食材を使った料理を振る舞って感謝の気持ちを伝えたい」と意気込む2人だが、アポどりや生産者との交渉など慣れない作業に悪戦苦闘。果たして彼らは最高の食材をゲットできるのか。戸塚祥太、河合郁人も合流し、料理を手伝いながら地元の人との交流を楽しむ。

津波の最大到達地点に桜を植樹する活動を行っている「桜ライン311」。広範囲で被害を受けた三陸は、10年経ってもまだまだ活動に終わりは見えない。雨が降る中で5人は、陸前高田市のかさ上げされた場所に植樹。「第2の故郷“岩手”を今後も盛り上げていきたい」と、新たな10年に向けて思いを新たにする。