エス・エー・アイは8月5日、小学生の子どもがいる親を対象とした「子どもの夏休みの自由研究」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2021年7月7~8日、有効回答は1,023人。
子どもの自由研究を手伝う親は多い?
今年(コロナ禍)の夏休みの課題量は例年と比較して変化があったか聞くと、「大きく増加した」が3.5%、「やや増加した」が13.5%と、計17%が「増加した」と回答した。
自由研究で取り上げるテーマはどのようなものにすることが多いか尋ねると(上位3つまで)、1位「自由工作」(50.8%)、2位「興味を持った題材の調査」(43.9%)、3位「絵を描く」(31.6%)との順に。テーマ設定の決め方については、「子どもに決めさせる」が過半数の54.3%を占め、次いで「家族で話し合って決める」が28.8%、「親がインターネットで調べて提案する」が7.1%と続いた。
自由研究はどのくらい親が手伝うか質問すると、「親子で一緒に取り組んでいる」が41.8%、「困った時だけアドバイスする程度」が39.7%と、8割以上が何らかの形で子どもの課題を手伝っていることがわかった。
自由研究で不安に思うことは、1位「親がどこまでサポートしたらよいか」(52.7%)、2位「子どもだけでやりきれるか」(44.4%)、3位「夏休み中に終わるか」(29.2%)となった。
自由研究で大切なことは、1位「やる気や好奇心が持てるか」(60.8%)、2位「子どもが主体となって問題を解決できるか」(42.7%)、3位「最後までやり遂げる強い気持ちを養えるか」(34.7%)と、子どもに積極的な姿勢を求める回答が多い傾向がみられた。