名古屋鉄道は11日、名鉄名古屋駅の開業80周年を記念し、「名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券」「名鉄名古屋駅開業80周年記念入場券セット」を8月12日に発売すると発表した。発売期間は2022年3月31日までだが、なくなり次第終了となる。
「名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券」は、乗車券をブック式の台紙にセットできる仕様の記念乗車券。台紙に開業当時のポスターや年表、当時の写真をデザインしたほか、台紙の一部を開業当時に走行していた代表的な車両850系、現在の名鉄を代表する車両2000系(ミュースカイ)とし、線路のイラスト上で動かすことができる。
記念乗車券の区間は、開業時に走行した新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)から新岐阜駅(現・名鉄岐阜駅)までの570円区間と、名鉄名古屋駅から中部国際空港駅までの890円区間で、昔と今を伝える区間設定とした。販売数は3,000セット(なくなり次第終了)。価格は1,460円(1人1回につき5セットまで)。豊橋駅、東岡崎駅、豊田市駅、太田川駅、金山駅、栄町駅、名鉄一宮駅、名鉄岐阜駅、犬山駅、名鉄名古屋駅サービスセンターで発売され、8月13日から名鉄のサイトにてウェブ発売も行われる。
「名鉄名古屋駅開業80周年記念入場券セット」は、名鉄の列車運行図表(ダイヤグラム)など描いた台紙に名鉄名古屋駅の記念入場券(2枚・大人用)が付き、記念ロゴをあしらった特製ポーチがセットに。価格は1,000円(1人1回につき5セットまで)。名鉄名古屋駅サービスセンターで発売される。