ヤフーはこのほど、お盆の時期にあわせて「全国方言ランキング」を発表。同ランキングは、同社が提供する「Yahoo!検索」にて、「"方言名" 方言」で検索されたキーワードを抽出し集計したもの。集計期間は7月31日~8月1日。
全国方言ランキング
「全国方言ランキング」の結果、福岡県で「すごく」「とても」という意味で使われている方言「ちかっぱ」が1位に。
続く2位は、大阪、京都、富山などの地域で「かまわない」「支障ない」という意味の「だんない」がランクイン。3位には、北海道、大阪、和歌山、愛知など様々な地域の方言「わや」が。既に日本各地に浸透しており、「めちゃくちゃ」という意味で使われている。
4位は、新潟や北海道地方の方言「なまら」。「とても」または「ものすごく」という意味で使われている。5位は『したっけ』。北海道などで別れ際に「じゃあ」という意味で使われたり、接続語として「そうしたら~」の意味で使われたりする。6位は、主に関西地方で「ふざける」「おどける」といったような意味で使われている『ちょける』がランクイン。
7位は「めばちこ」。主に関西で「ものもらい」のことを指し、地域によっては『めいぼ』と言うところもあるという。8位は、様々な地域で「疲れている」「辛い」といったような意味で使われている「しんどい」がランクイン。もとは関西の方言とのこと。
9位は、主に関東で「片付ける」という意味で使われている「かたす」。ただし、静岡県では「仲間に入れる」という意味になるそう。10位にランクインしたのは「いずい」で、北海道や東北地方で「しっくりこない」または「違和感がある」という時に使われている。
なお、方言の意味に関しては諸説あるとのこと。