お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、8日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15 ※8日放送は10:00~10:50)で、名古屋市・河村たかし市長の「金メダルかじり問題」について語った。
今月4日、東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友投手が表敬訪問で河村市長のもとを訪れた際、河村市長は後藤に「せっかくだからかけてちょうだい」と金メダルを自身の首にかけさせるとマスクを外してメダルをかじり、そのまま後藤に返した。この行動に選手などからも批判の声が上がったことで、河村市長は後日、あらかじめ用意した書面を読み上げながら謝罪した。
「ご無体なことをしてしまったんだろうなっていう」と呆れ顔で、「これを機会にというか、僕も前から違和感を感じていて」と切り出した松本。「自分の番組にメダリストの方がゲストとして来てくださるじゃないですか」と例に上げ、「番組から言われてでしょうけど、メダルを持って来てくれるんですよ。それで『持ってください』とか『かけてみて下さい』って」と実体験と重ね合わせた。
そして、「あれはもう本当に『いやいやいや……』って」と恐縮してしまう自分を思い返し、「こっちも重いでしょ。ましてや落としたりなんかしたら、取り返しつかない。でも、あまり拒み続けるのも失礼やし。かけたらかけたで『オチは?』みたいな空気になる」と指摘。河村市長のような“かじり行為”は「もちろんしたことはないですけど」と言い、メダルを差し出す演出を選手に求めることについて「これを機に、あのノリやめましょう」と提言していた。