舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆の公開ゲネプロが6日に東京・天王洲 銀河劇場で行われ、小林亮太らが登場した。
同作は吾峠呼世晴によるコミックの舞台化作。家族を鬼に皆殺しにされた少年・炭治郎が、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹・禰豆子を人間に戻し家族の仇を討つため、“鬼狩り”となって戦う物語が描かれる。昨年1月に東京・兵庫にて初演が上演され、剣戟アクションや世界観に寄り添う音楽が話題を呼んだ。
おなじみとなった炭治郎、禰󠄀豆子、善逸、伊之助らのやりとりに加え、第2弾は蜘蛛の鬼との戦いが描かれ、累役の阿久津仁愛が存在感を見せる。さらに"柱"が集合し、迫力のある舞台に。プロジェクションマッピングを駆使したスピード感のあるアクションで観客を魅了した。
東京公演は天王洲 銀河劇場にて8月7日〜15日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて8月20日〜22日、東京凱旋公演はTACHIKAWA STAGE GARDENにて8月27日〜31日。東京公演(8月7日・8日11時半公演、17時公演)、東京凱旋公演(8月31日11時半公演、17時半公演)のライブ配信、東京凱旋公演千秋楽(8月31日17時半公演)のライブビューイングも行われる。
脚本・演出: 末満健一 コメント
那田蜘蛛山での死闘から幕を開ける本作は、冒頭からクライマックスの連続。
息もつかせぬ展開の中心軸となるのは、竈門炭治郎の愚直なまでの真っすぐさです。
いろんなものが捻じ曲がってしまったこの時代だからこそ、彼の真っすぐな心が人の胸を打つのではないかと思います。
そして、真夏の稽古場で感染予防対策のマスクが欠かせない中、ポジティブなエネルギーを絶やすことなく作品づくりに没頭してくれたキャストとスタッフ。
みんなの《舞台「鬼滅の刃」をお客さんに届けるんだ!》という真っすぐな熱意もまた、本作の大きな推進力でした。なにもかもが、どうか届きますように。
小林亮太 コメント
昨年の初演から一年半、ここまで来ることが出来て本当に感謝しています。
演劇の力を信じて、座組み全員、稽古に励んできました。原作の印象深い場面の稽古には、心が躍る日々でした。
物語がもつ力と、舞台ならではの魅力が交わった今作になっていると思います。
竈門炭治郎として舞台に立たせていただくことが、誰かの明日への糧になるよう、一公演一公演を大切に演じます。
舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆。何卒、応援よろしくお願いします。
高石あかり コメント
今作は、様々な形の絆が”糸”によりその瞬間へと手繰り寄せられ、知らない絆の形に触れることで、自身の信じる絆の形をぶつけ合い、そして、また新たに絆が生まれ、その先の未来に繋がる絆の糸端が舞台を漂い舞う作品です。
兄である炭治郎との絆をより深め、大切に演じて行けたらと思います。
新たな章への幕開けを、是非、見守っていただけたら嬉しいです。
本田礼生 コメント
前作に引き続き、冨岡義勇を演じられることをとても嬉しく思います。
たくさんの方々に愛されている作品に関わられること、しっかり責任を持って臨みたいと思っております。今作は全てが見どころです。
立て続けに見どころが来る勢いのある作品になっていまして、たくさんのエンターテインメントが詰まった作品になっていると思います。
個人的には、やはり柱の集結シーンは思い入れがあります。ぜひ、そこも注目していただいて、『鬼滅の刃』の世界を楽しんでいただけるよう精一杯演じていきたいと思います。
門山葉子 コメント
初日を迎え舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆を皆様にお届け出来ること、本当に嬉しく思います。
本作のテーマである「絆」、その大切さ、尊さを物語を通して炭治郎たちが改めて教えてくれているように感じます。
舞台をご覧くださる皆様に少しでもパワーを届けられるよう、千秋楽まで努めてまいります。
また、本作では鬼殺隊の「柱」が全員集結します。柱の登場シーンにもぜひご注目ください。
阿久津仁愛 コメント
遂に舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆が開幕します!!
改めてとても大好きな作品に携われること本当に光栄です。
今回は柱が集結しますし、キャラ一人一人に注目して観ていただけたらとても嬉しいです!
劇場にお越しいただく方、配信をご覧いただく方に、『鬼滅の刃』の魅力、そして舞台の熱量をお届けできるように精一杯頑張ります。
出演
竈門炭治郎:小林亮太
竈門禰󠄀豆子:高石あかり(※高ははしごだか)
我妻善逸:植田圭輔
嘴平伊之助:佐藤祐吾
冨岡義勇:本田礼生
煉獄杏寿郎:矢崎 広
宇髄天元:辻 凌志朗
時透無一郎:奥田夢叶
胡蝶しのぶ:門山葉子
甘露寺蜜璃:川崎愛香里
伊黒小芭内:宮本弘佑
不死川実弥:前田隆太朗
悲鳴嶼行冥:チャンヘ
栗花落カナヲ:内田未来
累:阿久津仁愛
産屋敷耀哉:廣瀬智紀
鬼舞辻無惨:佐々木喜英
(C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会