JR四国が運行する観光列車「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」を貸切で運行し、四国を周遊する2泊3日のツアー「観光列車で巡る四福(しふく)の物語」が8月6日に発売された。
「観光列車で巡る四福の物語」では、通常の運行で味わえない特別な食事やおもてなしも予定されている。日本夜景遺産に指定されている松山城を特別に貸し切り、老舗旅館ふなやの和食料理長、久保田昌司氏が手がける一夜限りの野外スペシャルディナーを用意。「四国まんなか千年ものがたり」では、味匠藤本による一夜限りのスペシャル和食ディナー「秋夜の特別阿波懐石」を提供する。
12月に現行車両(キロ47形)の引退が決まっている「伊予灘ものがたり」は、普段と異なる特別時刻で運行。「四国ならではの歴史と美食」をテーマにしたAコースは、双海編を担当する「レストランからり」、「四国ならではの勝景と美食」をテーマにしたBコースは、八幡浜編を担当する「レストラン門田」によるツアー特別料理を提供する。「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を運行する。
出発日は10月6日。旅行代金は19万8,000円(四国各駅発着、2名1室利用時の1名料金)から。JR四国ツアー、JR四国旅の予約センター、ワープ支店、駅ワーププラザで申込みを受け付ける。