面白い動画、ステキな写真、共感できるつぶやきなど、お気に入りの投稿を見つけると、ついつい押したくなる“いいね”。しかし……“いいね”を押す理由はそれだけではありませんでした。

こちらのイラストをご覧ください。

こちらは、川田大智さん(@daichi_kwd)が「#いいねで完成するワンシーン」を付けて投稿したイラストです。ハッシュタグのとおり、”いいね”を押すと……

彼女が切り抜いたハートが、床に落ちるイラストが完成!

別のシーンも。

”いいね”を押すと……

落してしまったピアスが、”いいね”のハートにピタリ!

この投稿に、「そ…… その手があったかぁ!!」「天才か!」「参加型のTwitterはじめてだわ」「これはずりーわ(好きです)」「はぁ、面白い」「その発想にいいねしたい……」といった反応が続々と。「ズルい! 押したくなっちゃう」「イイネするしかないじゃあないですか!!!」「押さないわけがない」と、8月4日時点で23.5万ものいいねが集まり、今もなお大きな反響を呼んでいます。

”いいね”を押さざるを得ないという斬新なアイデアに感心するばかりですが、どのように思いついたのでしょうか? 投稿者の川田さんにお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 今回のアイデアに関して、思いつかれたきっかけを教えてください。

川田さん:「ルールを利用した実験的な表現」が昔から好きで、今回の作品もそういった試みの中のひとつでした。画面の中(空想)にあるはずのものが、ちょっとだけ外(現実)に出てきたら面白いなと考えているうちに思いついたアイデアです。

―― どちらのイラストも多くのいいねが寄せられております。

川田さん:想定をはるかに超える反響があって驚きました。いいねの数だけでなく引用ツイートでも作品の仕掛けを楽しんでくださってる方が多くて、とても嬉しかったです。自分のちょっとしたアイデアに対しての皆さんの反応を受け取れるのは大変ありがたいことです。今後も思いついたアイデアを作品にしてツイートしていこうと思っています!


川田さんは、こうした仕掛けのあるイラストのほかにも、ショート漫画などもツイートされています。学園や職場でのシーンを描いた作品が多く、どれも、最後に意外な展開が。ちょっぴり幸せな気持ちになれてオススメです。興味のある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。