サイトロンジャパンは、Venus Opticsのカメラレンズ「LAOWA」ブランドの新製品として、フルサイズ一眼レフカメラ用の超広角レンズ「LAOWA 14mm F4 Zero-D DSLR」の取り扱いを発表した。8月11日発売予定で、価格は74,000円前後。
ディストーションを限りなく小さく補正したという「ZERO-D」シリーズに属する超広角レンズ。最短撮影距離はセンサーからわずか14.5cmで、被写体から背景を大きく引き離した印象的な写真を撮影可能。取り回しやすいコンパクトさを実現し、67mmのフィルターも利用できる。
マウントはキヤノンEFとニコンFに対応。キヤノンEFマウントモデルではCPUチップとモーターを内蔵し、電子接点を通じて絞りの操作に対応。Exifの記録も行える。両マウントともにフォーカス校正機能を備え、無限遠点と無限遠マークを一致させ、天体撮影に役立てられるという。その他の主な仕様は以下の通り。
- 焦点距離:14mm
- 絞り羽根:5枚
- 絞り:F4~F22
- レンズ構成:8群13枚(ED×2、非球面×2)
- 最短撮影距離:14.5cm
- 最大撮影倍率:0.3倍
- フォーカス機構:マニュアルフォーカス
- フィルター径:67mm
- サイズ:72.5×75mm(Canon EF)、72.5×73mm(Nikon F)
- 重さ:約320g(Canon EF)、約360g(Nikon F)
- マウント:Canon EF、Nikon F