ビズヒッツは8月4日、「転職理由に関する意識調査」を発表した。調査は6月29日~7月18日、飲食業界から異業種や異職種に転職した男女259人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「飲食業界から転職した理由」を聞くと、1位「勤務時間への不満」、2位「収入を増やしたい」、3位「他の仕事がしたい」、4位「勤務日・休日への不満」、5位「体力的にツライ」、6位「店舗の業績悪化・休業」、7位「接客のストレス」となった。

  • 飲食業界から転職した理由

次に、「飲食業界の経験が生かせるスキル」を尋ねると、1位「コミュニケーション能力」、2位「接客スキル」、3位「効率を考えて動く」、4位「協調性」、5位「言葉遣い・マナー」となっている。

  • 飲食業界の経験が生かせるスキル

具体的には、「医療職に就いたので、患者様と接する際のコミュニケーション能力が生かせていると思います」(女性/27歳で転職)、「相手がお客様でも同僚でも、接客で培った笑顔や気持ちのいい対応は役に立つ」(女性/23歳で転職)、「まず作業効率を考えるため、どの仕事においても再現性がある」(女性/25歳で転職)、「一気にやることが増えたとき、『今一番優先すべきことはなにか』を判断できる」(男性/31歳で転職)などの声が寄せられた。

そして、「飲食業界から転職した仕事」を聞いたところ、1位「事務職」、2位「接客・販売職」、3位「営業職」、4位「製造職」、5位「医療系専門職」という結果だった。

  • 飲食業界から転職した仕事

また、具体的な転職後の仕事として、「EC通販サイトの事務職」(女性/25歳で転職)、「不動産関係の事務職」(女性/33歳で転職)、「国産カーディーラーの営業職」(男性/23歳で転職)、「製造業の機械オペレーター」(男性/39歳で転職)、「放射線技師」(女性/23歳で転職)などの声があった。