今年も暑い夏がやってきた。仕事帰りに居酒屋やビアガーデンに立ち寄り、ビールやチューハイでグビグビッと補うなんていう夏の風物詩もむずかしい昨今、家飲み需要はますます増える一方。この夏、各社から家飲みで楽しめそうな商品が登場している。そこで今回は、この夏に数量、期間限定で発売されているビール、チューハイ3種類で家飲みしてみた。

  • この夏、“限定”のビール、チューハイを飲んでみた

●みずみずしい美味しさ「キリン 本搾りチューハイ レモン すっきり搾り」

  • 甘ったさがなくダイレクトな酸っぱさがいい「キリン 本搾りチューハイ レモン すっきり搾り」

キリンビールから6月15日より全国で期間限定発売されているのが、「キリン 本搾り チューハイ レモン すっきり搾り」。「本搾り」といえば、糖類・香料・着色料を一切使用せず、果汁とお酒だけでつくったチューハイのシリーズ。レモン、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、オレンジ、ライムといった豊富なフレーバーが揃っており、果実そのままのおいしさを楽しめる人気商品。今回発売された「本搾り レモン すっきり搾り」は、レモン、ウオッカのみを使用で果汁10%アルコールは6%。レモンリキュールが使用されている果汁12%の「本搾り レモン」と比べると、よりすっきりした酸っぱさと、後からレモンのみずみずしい味がダイレクトに感じられる。甘ったさがないので、湿気でジメジメした外気に触れて帰ってきたときに、よく冷やして氷を入れてゴクゴク飲み干したい。脂っこい食事との相性も良さそうだ。

●柑橘系の香りとクリアな味「サッポロチューハイ99.99 クリアシトラス」

  • クリアで後味も良い「サッポロチューハイ99.99 クリアシトラス」アルコール9%で飲み応えもあり

サッポロビールが7月13日より全国発売している数量限定フレーバー「サッポロチューハイ99.99 クリアシトラス」。「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」は、純度99.99%の高純度ウォッカを使用した透明感のあるクリアな味わいが特長の本格チューハイ。雑味のない澄んだキレ味が夏にピッタリなブランドだ。新たに登場した「クリアシトラス」は、パッケージの鮮やかなグリーンが印象的。さりげなく香るライムの清涼感、さっぱりとしたレモンの酸味がより一層クリアなウォッカの味を引き立たせている。柑橘系の風味を楽しめる爽やかさの一方、アルコール9%で飲み応えもあり。夏の夜にナッツやオリーブなどをつまみつつじっくりと味わいたい。

●華やかさ香るビール セブン&アイ限定「ヱビス プレミアムセゾン」

  • セブン&アイグループ限定で発売中の「ヱビス プレミアムセゾン」は華やかな香りで飲みやすい

サッポロビールから「ヱビス プレミアムセゾン」が2021年7月20日よりセブン&アイグループ各社の酒類取り扱い店舗約 21,500 店(2021年4月末現在の店舗数。一部店舗では取り扱いがない場合あり)にて数量限定で順次発売中。セゾンビールは、ベルギー南部のワロン地方発祥とされ、ベルギーの農家が夏の農作業中に飲むために季節限定で造られていたビール。夏の農作業の合間に水の代わりに飲むものとして造られていたということから、比較的飲みやすく、ホップやスパイスが効いた華やかな香りが特長なんだとか。「ヱビス プレミアムセゾン」は、麦芽100%や長期熟成といったエビスビールこだわりの伝統技術を用いて、トロピカルフルーツやシトラスなど複数の柑橘を想わせるホップと吟味された上面発酵酵母により、フルーティーで爽やかに仕上げている。エビスビールならではのコク、滑らかな口当たりはそのままに、フレッシュな香りが楽しめる。ビールは飲んでみたいけど、あの苦味が苦手、という人もいるはず。このビールは軽やかでちょっぴりスパイシーな舌触りはあるものの、苦みは少ないので、そんな人にもおすすめしたい。ビール単体でも十分楽しめるけれど、フィッシュ&チップスなどをつまみながら飲むのも良いかも。

ジメジメと湿気が多く不快指数も高い日本の夏。毎日元気に働くために、夏らしい味わいのチューハイとビールを飲んで、しっかり気分転換しながら暑い季節を乗り切ろう。