あの人気店「ホルモン千葉」の3号店として「ホルモン千葉 新宿店」が2021年7月8日にオープン。メディア向け試食会が行われたのでお腹ペコペコにして行ってきた!

  • 「ホルモン千葉 新宿店」でホルモンをとことん夢中になって食べてきた

人気の「ホルモン千葉」が新宿にオープン

「ホルモン千葉」は2004年に京都市下京区に誕生。2016年7月には東京・渋谷に2号店をオープンして、今では不動の人気店に。筆者もかつて渋谷店を利用したことがあるが、予約がなかなか取れなかった覚えがある。店の前を通るたびに行列ができているのを目撃して、ますます食べてみたいという思いが募ったほどだ。東京で2店舗目となる「ホルモン千葉 新宿店」は東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩1分ほど、飲食店がひしめく繁華街にオープン。暖簾をくぐると、店内はコの字型のカウンターになっており、ちょっと昭和な雰囲気が漂っていてイイ感じ。

  • 暖簾の向こうにはめくるめくホルモン焼肉の世界が待っていた

お店の特徴は、従来の焼肉店では流れ出てしまい捨てられる肉汁を活用すべく、傾斜と肉汁口のついたオリジナルの鉄板を使用していること。テーブルに鉄板が設置されると、鉄板の先にタレが入った器が置かれ、肉汁が直接タレに落ちることで旨みを余すことなく食べることができる。また、お客さんには味に集中して食べて欲しいとの思いから、スタッフさんがすべて焼いてくれるため、最高の焼き加減で食べ頃を逃さずことがない。焼き加減の見極めがむずかしいホルモンだけに、おまかせするのが一番だ。

試食会では「千葉コース」(1人前3,080円)をいただいた。まずは豚のあばらの先を煮込んだというお通しが出てきた。結構あっさりめでちょいピリ辛な美味しさで、これから始まるホルモン焼きへの期待が高まる。コースはニンニクが効いたペースト状の塩ダレ「コク塩」と味噌ベースの「黒ダレ」で食べる2パターンが順番に出てくるようになっている。

  • 「千葉コース」はまず「コク塩」の5種類から焼いていく

まずは「コク塩」から。赤(中落ち)・マルチョウ(小腸)・アブタン(豚舌)・ツナギ(首の肉)・タンコリ(喉)の5種類を焼いてもらった。柔らかくて旨味が濃い赤(中落ち)、甘みのあるマルチョウ(小腸)が特に美味い!濃いめの味付けな塩ダレがまたすごく肉に合う。というか塩ダレだけでもお酒が進みそうだ。美味しいのはもちろん、こちらの食べるペースに合わせて焼いてくれる丁寧な接客が嬉しい。

  • ホルモンと一緒に焼かれるもやしがまた美味い

  • マルチョウ(小腸)は焼き加減が特にむずかしいだけにおまかせしたら最高の美味さで食べることができた

続いて「黒ダレ」で食べるホルモンは、アブシン(心臓)・ホホニク(コメカミ)・ホソ(小腸)・アカセン(第4胃)の4種類。コクのあるタレにしっかりとくぐらせて焼かれると、先ほどとはまた違った食欲がそそられる。ホホニク(コメカミ) 、アカセン(第4胃)は弾力があり食べ応え満点。一番のお気に入りは、ホソ(小腸)。口の中で脂がとろけて、なんだこれ最高にうめ~!

  • ホソ(小腸)のとろける脂は絶品

  • 赤(中落ち)に濃いめの味付けな塩ダレが合う!

ところで、ホルモンの呼び名って色々あってどれが正しいのかよくわからない。スタッフさんに訊いてみると、関西での呼び名と関東での呼び名が違うものもあるし、同じ関西エリアでも違ったりするようだ。

シメには、うどんとそばの2種類を選ぶことができるということで、そばをチョイス。甘辛いソースがそばに絡んで、卵のまろやかさも加わって最高のシメになった。

  • シメにはうどん、そばの2択からそばをチョイス。「ドラクエ5」でビアンカを選んで以来の決断により美味しさをGET

  • ソースが絡んだそばはシメなのにあっという間に胃袋に入っていきました

最後はお口直しに小さなミックスジュースが登場。これが結構甘くて、しっかりとお口直しになった。さらに帰りにはミントタブレットまで渡してくれるきめ細やかな心配りも。豪快なホルモン焼き肉屋のようで、味、接客に至るまでじつに繊細でとても気持ち良く食事することができた。「ホルモン千葉 新宿店」で夏を乗り切るスタミナをつけてみては。

  • 現在は緊急事態宣言で酒提供はないものの……またビールと焼肉が楽しめる日までがんばりましょう

●information
ホルモン千葉 新宿店
東京都新宿区新宿3丁目10番7号
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)
休:木曜