お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世が4日、東京・渋谷区で実施された「HIGEMEN AWARDS 2021」に出席。トレードマークである髭を生やしたきっかけや結婚秘話を語った。

  • 髭男爵の山田ルイ53世(右)とひぐち君

結婚して2人の娘がいる山田は、髭の日に制定されている8月8日に結婚。山田は「結婚するときに『あんた、こういうキャラしてるんだから、髭の日に入籍しといたほうがええよ』と奥さんのほうから私のキャラに寄せて提案してくれた」と明かした。

髭を生やしたきっかけは、くりぃむしちゅーの上田晋也。「元々2人ともツルンとして髭も生やしていなかった。深夜のネタ番組で若手芸人が集まったとき、上田さんが僕らを見て『お前ら髭男爵言うけど、髭でも男爵でもないやないか』とツッコんでくださった。その帰り道に『そうか、名前の通りにしたらいいのか』と思って髭を生やし始めた。非常に業務用の髭。髭を生やしてキャラをつけたことで、ちょっとだけ売れた。我々にとっては武器の一つ」と話した。

また、髭とは何か問われて「髭っていうのは、人間にとって顔の額縁みたいなもの。顔が絵だとしたら、髭は額縁。(髭を生やすことで)その人の人間としての成長にもつながる。皆さんそれぞれの色や形、デザインの額縁を育ててほしい」と持論を語った。

同アワードは、「ヒゲ、自由に楽しんでる?」のコンセプトのもと、自身の髭スタイルを自由に楽しむ著名人を表彰。2021年は“こだわりを持って自身のスタイルに髭を取り入れている人”、“髭の楽しみ方を世に広めた人”、“シチュエーションに合わせて楽しんでいる人”を対象に、特別賞で速水もこみち、俳優部門で小澤征悦、アスリート部門で城彰二、芸人部門でお笑いコンビ・髭男爵(山田、ひぐち君)が選出された。