MMDLaboは8月2日、「2021年7月 スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」の結果を発表。調査は7月1日~5日、QRコード決済サービスをメイン利用している18~69歳男女600名(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay各100名)を対象にインターネットで行われた。
QRコード決済サービスを使い始めた理由を聞いたところ、PayPay、メルペイ、LINE Payのトップは「キャンペーンを知って興味を持ったから」、d払い、楽天ペイ、au PAYは「ポイントがたくさん貯まるから」がそれぞれ最多回答となった。
また、QRコード決済サービスの利用頻度を聞いたところ、「1週間に1回以上利用する」人の割合が多い順に、「楽天ペイ」(72.0%)、「d払い」「au PAY」(ともに62.0%)、「LINE Pay」(61.0%)、「PayPay」(60.0%)、「メルペイ」(44.0%)となった。
続いて、メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度を、「お得部門」「アプリデザイン部門」「利便性部門」「信頼部門」の4部門においてそれぞれ聞いたところ、お得部門は「楽天ペイ」がトップに。アプリデザイン部門、利便性部門、信頼部門は「PayPay」がトップとなり、「PayPay」が総合満足度1位に輝いた。
また、メインで利用しているQRコード決済サービスを、家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ、9点~10点をつけた推奨者は11.0%、7点~8点をつけた中立者は38.5%、0点~6点をつけた批判者は50.5%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-39.5となり、サービス別のNPSは、「楽天ペイ」が-27.0で最も高い結果となった。