レノボ・ジャパンは8月3日、最新プロセッサ・グラフィックスの搭載で性能を大きく高めた16.0型モバイルワークステーションPC「ThinkPad P1 Gen 4」と、15.6型の「ThinkPad P15v Gen 2」を発売した。構成を選択して注文できるCTOに対応しており、価格は前者が378,400円から、後者が270,600円から。
ThinkPad P1 Gen 4
ThinkPad P1 Gen 4は、前モデルから狭額縁化を押し進めることで、ほぼ同サイズながら16.0型のアスペクト比16:10、WQUXGA解像度(3,840×2,400ドット)のディスプレイを搭載したモバイルワークステーションPC。工場出荷時にカラーキャリブレーションを実施して忠実な画面表示を行えるほか、クラウドに保存したプロファイルをいつでも引き出して適用できるという。
冷却機構を刷新し、Intel XeonプロセッサやNVIDIA RTX A5000グラフィックスを搭載して前モデルから大きく性能を高めた点も特徴。Windows Helloに対応する指紋認証センサーや顔認証IRカメラを搭載し、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、5G通信にも対応する。その他の主な仕様は以下の通り。
- OS:Windows 10 Home / Pro / Pro for Workstations
- プロセッサ:Intel Xeon W / Intel Core i9 H / i7 H
- グラフィックス:NVIDIA RTX A5000 / A4000 / A3000 / A2000 / T1200 Laptop GPU
- メモリ:最大64GB
- ストレージ:最大4TB(M.2 NVMe 2TB SSD×2)
- ディスプレイ:16.0型WQUXGA(3,840×2,400ドット)タッチ対応 / WQXGA(2,560×1,600ドット)
- インタフェース:USB 4×2、USB 3.2 Gen1×2、HDMI×1、SDカード×1、マイクヘッドホンコンボジャック×1
- 本体サイズ:W359.5×D253.8×17.7mm
- 重さ:約1.81kg
- 価格:378,400円
ThinkPad P15v Gen 2
ThinkPad P15v Gen 2は、高い性能を備えながら導入しやすい価格帯を目指したというモバイルワークステーションPC。最大構成では第11世代Intel Core HプロセッサやNVIDIA RTX A2000グラフィックスを選択でき、ディスプレイには15.6型UHD(3,840×2,160ドット)を搭載できる。主な仕様は以下の通り。
- OS:Windows 10 Home / Pro
- プロセッサ:Intel Core i9 H / i7 H / i5 H
- グラフィックス:NVIDIA RTX A2000 / T1200 Laptop GPU / T600 Laptop GPU / 内蔵グラフィックス
- メモリ:最大64GB
- ストレージ:最大4TB(M.2 NVMe 2TB SSD×2)
- ディスプレイ:15.6型UHD(3,840×2,160ドット) / フルHD(1,920×1,080ドット)
- インタフェース:USB 4、USB 3.2 Gen1×2、HDMI×1、RJ-45×1、SDカード×1、マイクヘッドホンコンボジャック×1
- 本体サイズ:約W366.5×D250×H21.17~24.2mm
- 重さ:約2.07kg
- 価格:270,600円から