タレントのウエンツ瑛士が、1日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、SNSの誹謗中傷問題について語った。
番組では、東京オリンピック出場選手に対してSNS上での批判や誹謗中傷の書き込みが相次いでいることが取り上げられ、「結局、この話題も1年以上していると思うんですけど、結論は出ていないということですよね。もう止める手立てはないんじゃないかなと思うんです」と深刻な問題として受け止めるウエンツ。
「応援するコメントも近くなるから誹謗中傷のコメントも近くなる。ある種しょうがない」と指摘する一方、「自分はそういう書き込みはしないですけど、過去のロンドンオリンピックだったり、北京オリンピックとかで競技が終わったあとに『今のおかしくないか?』という気持ちになることはある」と判定に疑問を感じた過去にも触れ、「そこで書き込むかどうかがポイント。そこは止めようがないのかなと思う」と分析した。
また、「僕はこういうメッセージを見るときには、『一人で見ないようにする』という方法で防ぐ」という独自の対処法にも言及し、「応援メッセージか誹謗中傷か分からないじゃないですか。そういうコメントを見て、誹謗中傷があったときに『なんだよ! ムカつくな!』のように人と共有するとそこでスッと流れるので」と説明。
これにダウンタウン・松本人志は「……初めてええこと言うたな。今のは良い意見だなと思った」と絶賛。ウエンツはその反応に戸惑いながらも、「はぁ? と言いたかったですけど、ちょっとうれしくなっちゃって……」と照れ笑いを浮かべ、「誰かと一緒にコメントを見るということでちょっと中和するのが、最低限やれることなのかなと」と締めくくっていた。