NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは7月30日、「クレジットカードのNPS ベンチマーク調査2021」を発表した。調査は6月16~19日、ANAカード、au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)、dカード、JALカード、JREカード/ビューカード、JCBカード、Yahoo! Japanカード、アメリカン・エキスプレス・カード、イオンカード、エポスカード、オリコカード、セゾンカード、セブンカード、三井住友カード、三菱UFJニコスカード、楽天カードを利用する男女7,631人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、クレジットカード会社16社のうち、1位「楽天カード」、2位「JALカード」、3位「アメリカン・エキスプレス・カード」となった。

  • NPS ベンチマーク調査2021(クレジットカード)

そして、クレジットカード以外のキャッシュレス決済の利用動向として、「電子マネーおよびQRコード決済の利用有無」を調査すると、73.9%が「電子マネーを利用」(73.9%)、「QRコード決済を利用」(58.3%)だった。

さらに、電子マネーおよびQRコード決済利用者の中で、「最も利用率が高かったブランド」は、「PayPay」(46.0%)、「WAON」(36.8%)、「nanaco」(36.7%)とだった。昨年比では、d払いやPayPayなどのQRコード決済が利用率を伸ばした一方、Suicaや楽天Edyなど、電子マネーの一部は利用率が下がる結果となっている。

  • 電子マネー・QRコード決済ブランド別利用率(いずれかまたは両方の利用者)※棒グラフの青は電子マネー、緑はQRコード決済