JR西日本は2021年10月2日に実施するダイヤ改正で、近畿エリアの各線区で昼間時間帯の列車ダイヤを見直す。これにともない、新快速の米原~長浜間、大和路快速の加茂~奈良間において、一部列車が運転取りやめとなる。
琵琶湖線の一部となっている米原~長浜間では現在、昼間時間帯に新快速がおおむね30分間隔で運転されているが、ダイヤ改正に合わせ、米原駅を10時30分・11時30分・12時30分・13時26分・14時26分に発車する長浜行の新快速5本、長浜駅を11時4分・12時4分・13時4分・14時4分・14時57分に発車する米原・京都方面の新快速5本、計10本が運転取りやめに。これにより、平日・土休日の10~14時台に米原駅を発車する長浜方面の列車、11~14時台に長浜駅を発車する米原・京都方面の列車はいずれも毎時1本の運転となる。
新快速が運転される区間では、他にもJR京都線の京都~高槻間にて、土休日の昼間時間帯(10~13時台および15時台)に運転される京都発の普通列車8本、京都行の普通列車8本、計16本が運転取りやめとなるほか、JR神戸線の須磨~西明石間でも、土休日の10~11時台に運転される西明石行の普通列車4本、西明石駅始発の普通列車4本、計8本の運転を取りやめる。
山陽本線・赤穂線の姫路~上郡・播州赤穂間では、姫路駅を10時37分・11時35分・12時35分・13時35分に発車する播州赤穂行の列車4本、播州赤穂駅を11時38分・12時37分・13時37分・14時37分に発車する姫路行の列車4本、相生駅を10時1分・11時7分・12時2分・12時55分・13時56分に発車する上郡行の列車5本、上郡駅を10時38分・11時35分・12時35分・13時35分・14時35分に発車する相生行の列車5本、計18本を運転取りやめに。山陽本線相生~上郡間と赤穂線相生~播州赤穂間では、平日・土休日ともに昼間時間帯(おおむね10~14時台)は毎時1本の運転となる。
大和路線の奈良~加茂間では、昼間時間帯に加茂駅発着で運転される大和路快速が一部見直しに。奈良駅を11時50分・12時50分・13時50分・14時50分に発車する加茂行の列車4本、加茂駅を12時13分・13時13分・14時13分・15時9分(土休日15時13分)に発車する奈良方面の列車4本が運転取りやめとなり、木津駅を11~14時台に発車する加茂行の列車、加茂駅を12~15時台に発車する奈良方面の列車は毎時1本のみ運転される。