MyReferは7月29日、「リファラル採用リクルーター実態調査」を発表した。調査は5月26315日、従業員数30~1,000名以上の会社の従業員500人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「知人・友人に自分の会社を紹介したことがある」人を役職で見たところ、「役員クラス」(75.0%)、「部長クラス」(55.9%)、「課長・次長クラス」(31.6%)、「係長・主任クラス」(26.3%)、「一般社員」(22.9%)となった。
そして、「知人・友人に紹介したことがある人の特徴」を見たところ、「会社に対して当事者意識を持っている」(49.3%)、「人脈が広いと言われる」(32.9%)、「知人・友人からキャリアの相談をされることがある」(28.8%)、「知人・友人から転職を誘われることがある」(24.0%)、「会社の方向性やビジョンに共感している」(32.9%)、「人付き合いがよいと言われる」(34.2%)、「コミュニケーション能力が高いと言われる」(30.1%)、「プレゼン能力が高いと言われる」(13.0%)、「いずれも当てはまらない」(6.2%)という結果だった。
また、「知人・友人に自分の会社を紹介したことがありますか」と聞くと、「5人以上紹介した」(2.0%)、「2~4人紹介した」(12.6%)、「1人紹介した」(14.6%)、「紹介したことがない」(70.8%)だった。
さらに、「知人・友人に自分の会社を爽快したことの満足度」を尋ねると、「とても満足」(28.8%)、「少し満足」(59.6%)、「少し不満」(6.8%)、「とても不満」(4.8%)となっている。
同社の代表取締役社長CEO 鈴木貴史氏は「『人事のみでなく、現場リーダーの採用に対する意識が高い企業は企業成長率が高い』という海外の研究結果もあり、これは仲間集めを皆で実施していくということが、単なる採用コストの削減にとどまらないことを意味しています」とコメントする。