MILKBOTTLE SHAKERSは7月29日、「人事活動とSDGs」に関する調査結果を発表した。調査は6月29~7月1日、25~40歳の企業人事109人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「あなたの企業における、社員のSDGsに対する理解度の平均を1(最も低い)~10(最も高い)の間で教えてください」と聞くと、「1」(3.6%)、「2」(8.3%)、「3」(6.5%)、「4」(2.8%)、「5」(8.3%)、「6」(8.3%)、「7」(10.1%)、「8」(8.3%)、「9」(11.9%)、「10」(10.1%)、「分からない」(1.8%)だった。

  • あなたの企業における、社員のSDGsに対する理解度の平均を1(最も低い)~10(最も高い)の間で教えてください

そして、設問1の「6~10」回答者に、「あなたの企業の具体的なSDGsに対する推進活動を教えてください」と聞いたところ、「女性の積極的な登用」(54.7%)、「環境に配慮した商品・サービスの提供」(50.9%)、「福利厚生の充実」(45.3%)、「グリーンエネルギーの活用」(43.4%)、「ICT技術によるデジタル化」(37.7%)、「省エネルギー」(35.8%)、「ワークライフバランスの重視」(26.4%)、「海外支援」(18.9%)、「SNSやメディアでの広報活動」(17.0%)、「教育・啓蒙活動」(17.0%)、「その他」(3.8%)となった。

  • あなたの企業の具体的なSDGsに対する推進活動を教えてください

次に、「人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)において、企業のSDGsアクションは重要であると思いますか」と尋ねると、「非常に思う」(34.0%)、「少し思う」(46.8%)、「あまり思わない」(16.5%)、「まったく思わない」(1.8%)、「分からない/答えられない」(0.9%)という結果だった。

  • 人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)において、企業のSDGsアクションは重要であると思いますか

また、上記設問に対して「非常に思う」「少し思う」と答えた人に、「なぜ人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)におけるSDGsアクションが重要であると感じますか」と聞くと、「働き方改革の現状を示したい」(54.5%)、「企業のビジョンを具現化したモノとして示したい」(53.4%)、「環境意識が高い企業であることを示したい」(37.5%)、「女性の活躍できる企業であることを示したい」(28.4%)、「同業他社との差別化ができる」(27.3%)、「その他」(3.4%)、「分からない/答えられない」(1.1%)となっている。

  • なぜ人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)におけるSDGsアクションが重要であると感じますか

さらに、「人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)におけるSDGsアクションに関する課題があれば、教えてください」と尋ねると、「リテラシーに不安がある」(45.9%)、「取り組みを具体的に感じられない」(45.0%)、「社員レベルまで意識が浸透しているか不安」(25.7%)、「どういうアクションをすれば良いか分からない」(19.3%)、「発信の仕方が分からない」(19.3%)、「形だけの発信になってしまっている」(19.3%)、「社内にSDGsに明るい人がいない」(13.8%)、「求める人材がSDGsをどれくらい意識しているか分からない」(10.1%)、「その他」(4.6%)、「特にない」(1.8%)、「分からない/答えたくない」(1.8%)という結果だった。

  • 人事面(社内の雰囲気醸成・採用等)におけるSDGsアクションに関する課題があれば、教えてください