インターネットイニシアティブは7月27日、個人向けMVNOサービス「IIJmio」の提供に関し、NTTドコモ網(タイプD)の3Gエリアの一部で、2022年1月から音声通話やデータ通信が使えなくなると案内した。
ドコモが利用する3G周波数帯は2GHz帯および800MHz帯。ドコモでは、老朽化などにともない3Gのネットワーク設備の集約を進めている。これにより、2GHz帯および800MHz帯が利用できる3Gエリアの一部で2022年1月から順次2GHz帯が停波され、800MHz帯(FOMAプラスエリア)のみ利用できる状態となるため、FOMAプラスエリア非対応の機種では音声通話やデータ通信が使えなくなる。
影響するIIJmioのサービスは、ドコモ網(タイプD)を利用する全てのSIMカード機能(データ、SMS、音声、eSIM)。KDDI網(タイプA)では影響はない。
なお、ドコモはFOMAプラスエリアを含む3G全体の停波(FOMAサービス終了)を2026年3月31日としており、IIJではFOMAサービス終了までに、4G/5G対応機種に変更することを勧めている。
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